| 所在地 | 宮城県仙台市 |
|---|---|
| 用途 | 戸建(一般) |
| 建築年 | 2025年 |
| 一次エネルギー消費量 | 47kWh/(㎡a) |
| 年間暖房需要 | 10kWh/(㎡a) |
| 年間冷房需要 | 15kWh/(㎡a) |
| 設計・施工 | アサヒアレックス東日本 株式会社 |
| PH認定コンサルタント | 鎌倉寿 |
寒冷地である東北は、パッシブハウスの建設コストがかさみやすい地域です。現状の認定物件も、住宅実務者の自邸やモデルハウスが多くを占めています。そこで本計画では、設計と部材選定を一つずつ見直し、性能を確保しながらコストと工期を抑えることを目指しました。特別な仕様に頼らず、建物の基本設計の段階で性能を整えています。
開口部の93%は熱的に有利な南面に設け、窓の年間熱収支を最大限に高めています。建物は平面的にも立体的にも凹凸のないシンプルな形状とし、外皮面積を増やさないことで冷暖房負荷を抑えるとともに、断熱材のコストも下げています。
設備には汎用品を選びました。換気設備は国内メーカーの製品とし、冷暖房は一般に6畳用とされる2.2kWのルームエアコン1台で賄っています。これにより、初期コストと住み始めてからのメンテナンス性を両立しています。 東北でもパッシブハウスを手の届くものにできないかを探った一棟です。この度のプロジェクトで得た経験をもとにして、これから建てる方の選択肢を少しでも広げられたらと考えています。








