| 所在地 | 長野県南佐久郡佐久穂町 |
|---|---|
| 用途 | 戸建(一般) |
| 建築年 | 2025年 |
| 一次エネルギー消費量 | 60kWh/(㎡a) |
| 年間暖房需要 | 11kWh/(㎡a) |
| 年間冷房需要 | 17kWh/(㎡a) |
| 設計 | Juuri Inc. |
| 施工 | |
| PH認定コンサルタント | 臼田 英里 |
豊かな自然、先進的な教育環境、そして手厚い移住支援を背景に、子育て世代の移住が急 増している信州・佐久穂町エリアで初のPassive Houseです。
敷地は南東向きで東西に広がる形状です。冬の日射を取り込むため建物を真南に向けたい ところですが、それでは敷地を斜めに横断してしまい、無駄なスペースが生じます。そこ で、建物の東側は真南に向けつつ、西側を「への字」に曲げて敷地に沿わせる設計とし、 まとまった庭を確保しながら効率的に日差しを取り込む形としました。
これにより室内に生まれた斜めの壁は、LDKに程よい広がりをもたらし、コンパクトなが ら開放感のある空間を実現しています。
南側にはリビングと主寝室に大きな掃き出し窓を設け、最大限日射を確保。ただし、寝室 側はベッド側面が外から見えてしまい落ち着かない印象となってしまうため、床を一段下 げて窓下に立ち上がりを設けることで視線を遮り、安心感のある空間としました。
また、床を下げたことで得た天井高を活かし、子ども部屋の上にはロフトを設置。子ども たちの成長に応じて使えるキッズスペースとして計画しました。
ロフトや廊下の天井は、洞窟の入り口のような丸みをもたせ、斜めの壁と共にリビングの 可愛らしいアクセントになっています。
自然環境を無駄なく享受するための合理的な建物形状を追求ながらも、性能や効率性に偏 ることなく、この家には、暮らしの中にリズムと彩りをもたらす工夫が随所に込められて います。







