尾張一宮パッシブハウスOwari Ichinomiya Passive House

目標としていたパッシブハウスを自邸にてチャレンジすることになりました。 今回断熱材はガラスリサイクル発泡や自然素材のアップルゲートセルロースとウッドファイバーSTEICO、サッシは木製窓スマートウィン、給気冷暖房Zehnder等気密以外でも納まりやダクト施工等初めての事が多く毎日悩みながらも一つの形になることができました。 愛知メンバーでパッシブハウスを作ろうという事で始まったプロジェクト。 設計者でありPHコンサルの鎌倉さんには多くの時間と労力を費やし伝統的な日本の建築を思わせる和瓦を使った軒の深い下屋。日除けと植栽を組合わせた夏の強い日差しを抑えつつ、冬は縁側の日溜りのような温かさを表現した意匠と白蟻の被害を目視点検しやすいよう基礎形状を工夫してもらいました。L'art de vie studioの古庄さんには重量のある瓦や断熱材を使用した建物ですが強固な構造とシンプルな基礎を設計して頂きました。 【オーナーの感想】 少しオーバーな表現かもしれませんが住み始めてからは暑さ、寒さという概念が全く無い空気感は言い表せないほどの快適さ、以前の家と比べ家族のストレスも少なくなったのか些細な喧嘩も極端に少なくなりました。 僕は毎朝ギリギリまで寝ていましたが今では早起して庭の手入れや家の掃除等家事にも積極的に参加するようにもなり奥さんにどうしたのと?言われるほど(笑)。 パッシブハウスクラスの佐藤の窓の窓際は暑くも寒くもないので毎日庭を眺め心も豊かにしてくれてる気がします。 給気冷暖房も初めての製品という事でまだまだ未知数なポテンシャルも秘めておりこれから全国からデータが蓄積されることにより更により良い製品として進化するのを楽しみにしています。 【奥様の感想】 旦那さんには内緒でここだけの話ですが最初はパッシブハウスの事を疑っていました… 1年中どの部屋も快適なはずがない、結露しないはずがない、新鮮な空気?旦那さんが何言ってるか訳わからなかったのですが実際住み始めるとどの部屋も快適で以前の家なら冬のファンヒーターの前を誰が陣取るか醜い争い、誰が灯油を補充するか腹の探り合い、夏はエアコンが全く効かないリビングで汗だくで過ごしていました。 家族なのに人間不信な日々から解放され、また結露しない窓のお陰でサッシ下の黒い物体の掃除も無くなりそのせいか子供の喘息も引っ越してからは一度も症状が出ませんでした! 今では毎日快適に暮らしています。 ほんと疑ってごめんなさい🙇 これから四季折々の庭の花々や緑、食べられる実の収穫、紅葉を楽しみにしています。 ここでお知らせです。 我が家にはウッドデッキがありますが、旦那さんが遊び心で足湯を作ってくれました。そのお湯も太陽熱で沸かすのでとてもエコ!是非気候の良い時は道の駅サニオンで旅の疲れを癒しに訪れてみては如何でしょうか?そうでない暑い、寒い時期は室内で快適に過ごしに…あと向いの離れでは有料ですが宿泊体験やレンタルルームも受け付けておりますのでご予約お待ち申し上げております‼ 最後に森代表を始めパッシブハウスジャパンのメンバーの皆様、社員様、職人様、取引先様、協力会社様この場をお借りして深く感謝申し上げます。 このコメントをご覧の方はこの住み心地を是非とも一度体感してみては如何でしょうか? 各地のパッシブハウスジャパンメンバーが首を長く皆様のご相談心からお待ちしてます(笑) 有限会社 中日サニオン 代表取締役 佐藤雄治

秩父パッシブハウス2019Chihibu Passive House 2019

  • 所在地(市区町村)秩父市
  • 用途
  • 建築年2019
  • 一次エネルギー消費量106kWh/m²
  • 暖房負荷11kWh/m²
  • 冷房負荷14kWh/m²
  • 施工Takahashikenchiku
  • 設計Shingo Takahashi
若いご夫婦とお子様が住む住宅です。 地域は埼玉県の西部に位置している盆地です。盆地のため気温の差が大きく、冬の朝はマイナス5度以下になる日も多く、とても冷え込みますが、日射にも恵まれ日中はプラス5度以上になります。普通の家でこの朝の寒さをしのぐのは大変なことです。 パッシブハウスレベルの断熱性能なら、日中の日差しの暖かさを蓄え翌日の寒い朝でも室温はあまり下がらず快適に暮らすことができます。 最大の特徴は南面に障害物がほとんどない恵まれた敷地条件ということです。 この条件を最大限に生かし、合理的にコストダウンしたパッシブハウスとなりました。 有効床面積は139.6㎡とやや大きめです。大きめなこともあり、暖冷房負荷、需要とも楽にパッシブハウス基準を満たしています。10kWの太陽光発電設備もあり、パッシブハウスプラスの認定となりました。 冷暖房設備はイニシャル、ランニング、メンテナンスのコストを考え壁掛けエアコンをリビングと小屋裏に設置されたエアコン室に設置しています。なるべく、シンプルな構成としました。 2019年に竣工しましたが認定は2021年と言うことになりました。この間に各種データーを取得していました。 室温はパッシブハウスですから言うまでもなく冬は20℃以上、夏も快適な温度を維持しています。 驚くのは光熱費です。 オール電化と言うこともあり電気代のみです。エネルギーでお話しするより金額でお話しした方がわかりやすいので年間の光熱費一覧を記載させていただきます。 このおうちの延べ床面積は150.71㎡それにロフトが4.97㎡小屋裏収納が19.87㎡ 床の面積だと53坪もあると言うことを頭に置いておいてください。アパートの光熱費ではないのです。 2020年の一年間です。   月平均の東京電力への支払いが7472円 太陽光発電の売電が26386円です。 なんと毎月18914円の黒字です。 灯油もガスも薪も全く使わず電気のみで快適な生活をして、家全体の光熱費がこの金額です。もちろん冷暖房だけではなく、料理もお風呂も、換気もウォシュレットも、テレビや洗濯や冷蔵庫、ゲーム機まですべて含んでの光熱費です。驚きですね。   ↓↓最後にお客様からのうれしいコメントです↓↓ 数字にしてみるとすごい稼げててびっくりしました。捕捉ですが…ほんとになにも節電とかしてなくて、むしろ家事をサボりぎみなので笑 食洗機もルンバもフル稼働してます💨💨最近朝晩寒いので、実家や知人の家は、こやつ+暖房など使いはじめているのに暖房器具をなにも使っていないのに暖かいのが本当に不思議なくらいです。 光熱費は安いし、家中快適なので本当に高橋建築さんに頼んで良かったといつも旦那と話してます。 ありがとうございます✨

静岡パッシブハウスShizuoka Passivehouse

  • 所在地(市区町村)静岡県静岡市
  • 用途
  • 建築年2020
  • 一次エネルギー消費量113kWh/m²
  • 一次エネルギー消費量太陽光発電57kWh/m²
  • 暖房負荷15kWh/m²
  • 冷房負荷23kWh/m²
  • 施工株式会社大藤建設
  • 設計鎌倉寿建築設計室
温暖な静岡市に建つパッシブハウスです。市街地の小さな敷地に建つ小さなパッシブハウスをコンセプトに設計され、建材・設備は全て日本製でコストパフォーマンスに優れた建物です。 土地探しから始まったプロジェクトで敷地面積は84.57㎡(25.5坪)とコンパクトながら南東道路の角地とめぐり逢えたのはとてもラッキーだったと思います。 2階にリビングと水回りを配置し床断熱にすることで、シンプルな断熱構成と外皮面積を極力抑えた形状にすることができコストも抑えることができました。 性能値は断熱構成と窓のサイズやガラス種類の組み合わせで冷暖房需要・冷暖房負荷ともに基準値に合わせるよう最適なバランスを取りました。特に暖房負荷を抑えることで近隣建物の建て替えなどによる日射の影響を最小限に抑えることができます。 施工においても気密性能はもちろん外装には地杉材、内装も自然素材を丁寧に仕上げて頂きました。 2020年12月に入居されたオーナー様の感想は、室内で寒さを感じない(なにも感じない)感覚はなんとも不思議なこと、太陽の偉大さ感じたこと、そして光熱費の安さに驚いてみえました。 最後にパッシブハウス認定の意味をオーナー様がインスタグラムで発信されてましたのでご紹介します。 (オーナー様インスタグラムより) パッシブハウスの認定は、これからの環境と、住まい手にとって最適な家になるよう、丁寧に設計、施工された家であることの証のひとつにになるかと思います。 設計・監理 PHコンサルタント 鎌倉 寿

つくばみらいパッシブハウスPassive House Tsukubamirai

  • 所在地(市区町村)茨城県つくばみらい市山谷
  • 用途
  • 建築年2020
  • 一次エネルギー消費量太陽光発電86kWh/m²
  • 暖房負荷11kWh/m²
  • 冷房負荷18kWh/m²
  • 施工株式会社スズモク
パッシブハウス認定住宅は、私達工務店側にとっても、お客様にとってもチャレンジということで始まりました。 ・隣の住宅が影になり、思ったように日射取得が得られない ・真南を向いていない ・知識と経験が足りていない ですが、「何事もやれば出来る」と信じて、お客様、PHJ、協力業者さん巻き込み、協力していただき完成しました。 集合住宅地、真南を向いていないという条件の中、日射取得を最大限確保できるように設計してあります。 エネルギーの効率という観点だけでなく、室内環境の快適性と利便性を実現するために、歩ける吹き抜けや天井~床下への循環ダクト、床下エアコンの採用などを取り入れています。 今回の住宅の特徴としては 1)パッシブハウス特有のスタイルデザイン 2)自然素材の床板 3)2階セカンドリビング+歩ける吹き抜け 4)天井を高くする梁見せ天井 5)クローズ式の対面キッチン 6)家族全員で使う2つのファミリークローゼット 7)TVボードに設置した床下エアコンで足元から暖かい 8)ベランダなしでもOK ランドリールーム+エアスルースペース 9)自然のエネルギーを取得する特大FIX窓 10)TVを中心にした回遊性LDK などがあります。 1年間のデーターを取りましたが 夏、冬ともエアコン稼働時期は安定しています。 住む家が快適なのはもちろんですが、無事にパッシブハウスの認定も取れたことでお客様もとてもよろこんでいます。 ご協力いただきました皆様ありがとうございました。

豊田パッシブハウスPassive House Toyota

  • 所在地(市区町村)愛知県豊田市
  • 用途
  • 建築年2019
  • 一次エネルギー消費量85kWh/m²
  • 一次エネルギー消費量太陽光発電79kWh/m²
  • 暖房負荷11kWh/m²
  • 冷房負荷18kWh/m²
  • 設計鎌倉寿建築設計室
このプロジェクトのご相談があったのは2016年春でした。 建設地は代々受け継いだ土地で、設計コンセプトは、次世代に住み継ぐことのできる性能の建物をデザインしようとスタートしました。構造・耐久性・メンテナンス性・温熱・省エネルギー性能はすべてにおいて高い目標を設定し、おのずとパッシブハウス性能を目指しました。 設計を進める上で最も大きなハードルはパッシブハウス基準のクリアーです。そのために 断熱・気密・窓(日射取得と日射遮蔽)・換気・熱橋を最適化する必要があります。シュミレーションを繰り返し、PHJや新住協のセミナーに積極的に参加、そして設計をまとめ森みわ氏を訪ねたのは2017年12月でした。施工中は初めての建材や設備もあり大変でしたが、関係業者様、PHJ会員の方々のご指導のおかげで2019年の春に竣工を迎えました。 そして厳格な認定手続きを通じパッシブハウス・ジャパンによる認定を取得しました。 住まわれて1年、大きな吹き抜け空間にも関わらず年間を通じ温度むらのない何も感じない環境でかつ省エネルギー。太陽熱温水による給湯設備はLPGで、年間を通じ半年間は基本料金そこそこ。冷暖房設備は換気吸気経路に組み込んだアメニティエアコン(2.8kW)で気流を感じません。オーナー様はこの性能にとても驚いてみえました。でも、これが当たり前になっていくのですね! パッシブハウス・ジャパンにおいて、日本国内でのパッシブハウス認定、及び認定サポートの体制が整いました。各支部にてサポート体制がとられてます、今後設計期間がもっと短縮できるでしょう!(笑)認定パッシブハウスはPHIのデータベースに登録され世界中に発信されます。日本では今後、どんなパッシブハウスが誕生するか楽しみでなりません。 鎌倉寿建築設計室 鎌倉 寿

伊勢原パッシブハウスPassive House Isehara

  • 所在地(市区町村)神奈川県伊勢原市
  • 用途
  • 建築年2021
  • 一次エネルギー消費量85kWh/m²
  • 一次エネルギー消費量太陽光発電85kWh/m²
  • 暖房負荷10kWh/m²
  • 冷房負荷21kWh/m²
  • 施工あすなろ建築工房
  • 設計あすなろ建築工房
2020年11月に引越をして、半年が過ぎ、この冬の寒さに気が付かないまま、冬が終わっていました。今は、新緑の気持ちの良い季節を感じています。 この冬の間にやったこといえば、朝、ハニカムブラインドを開けて、夕方、閉めることだけです。暖房のスイッチを入れることも(ほとんど)なく、朝、寒くて布団から出られなくなることもなく、家族でお揃い(色違い)のユニクロのボアパーカーを着ることもありませんでした。 農家を営む母は、一日に何度も座っていたマッサージチェアに乗らない日さえも出てきました。体の芯からいつもあったまってるからか、マッサージを必要とする時が減った。と言っています。 どの部屋も無暖房で20℃を下回ることがなく、悪天候で日中の日差しが入らない時は、夜も少し冷えることを感じる(実際に温度は下がっていない)程度です。 妻は、外から家に入ると“ほわっと”暖かく、不思議な感覚。と言っています。 家を建てるにあたって、私はパッシブハウスの性能を求めましたが、妻は、そこまでの高気密高断熱の家はいらない。と揉めたものでした。 でもいま、妻は、“やってみて良かった”と、太陽の力を存分に借りて生活する気持ちの良さを知り、FacebookやInstagramで、パッシブハウスでの生活について、独自に発信を始めています。 パッシブハウス認定書を森さんから頂いたときのことが、妻のInstagramに書かれていましたので紹介します。 <妻のInstagramより> 先日パッシブハウス認定をいただきました。 パッシブハウスを自邸で建てて実体験したかった夫。 そこまでの性能は必要ないと住むまでおもっていたわたし。←建築ど素人です。 冬を過ごしてみて、この家の性能に驚くことばかりでした。 反対するわたしを説得してくれてありがとう夫。 結露 全くなし 床暖房 設置なし スリッパ 必要なし 冬の室内上着 必要なし エアコン ほぼつける必要なし 各部屋の温度差 ほぼ変わりなし 室温20度下回った日 1日だけ 天井高は? 4m 吹き抜け=寒いの過去の常識が崩れる結果になりました。 太陽の力を取り込む設計と 逃さない性能 関わってくださった多くの皆様 ありがとうございました。 持田正憲(Client、Building Services)

一条パッシブハウス 小田原モデルIchijo Passive house Odawara Model

一条パッシブハウス小田原モデルは、一条社初の認定パッシブハウスです。「家に求められるのは性能」をコンセプトに、大地震や大洪水などの自然災害に強い、気密性の高い高断熱住宅の開発に注力してきました。常にパフォーマンスを追求してきたこの歴史の中でも、パッシブハウス認証の取得は確かに大きな課題であり、この時期に多くのことを学ぶことができました。正圧と負圧の両方を評価することで完全な気密性を確保し、太陽熱を利用して年間を通じて熱損失を減らす窓を設計し、地域の特性も考慮して各性能パラメータをカスタマイズします。 これからも、自然と私たちの生活の調和をしっかりと支えてくれる家に挑戦し、創造していきます。

軽井沢南ヶ丘パッシブハウスPassive House Karuizawa Minamigaoka

  • 所在地(市区町村)長野県北佐久郡軽井沢町
  • 用途
  • 建築年2018
  • 一次エネルギー消費量75kWh/m²
  • 一次エネルギー消費量太陽光発電75kWh/m²
  • 暖房負荷15kWh/m²
  • 冷房負荷15kWh/m²
  • 施工軽井沢建築社
  • 設計有限会社グローブ
軽井沢南ヶ丘パッシブハウスは、私の建築設計の第1号にして私達が暮らす自邸です。 2018年竣工。2020年6月15日にパッシブハウス認定取得をしました。 パッシブハウスとの出会いは8年前の2012年。前年の東日本大震災の時に自分ができることはなんだろうと考えても答えが見つからず、翌年から業務の傍ら大学で建築を学び直す中でその言葉に出会いました。 それまで商業施設などのインテリアデザインの仕事の中で、環境に配慮した素材選びなど自分なりに地球環境のことを考えていましたが何かが違うと感じていました。 卒業後、私はパッシブハウスを学ぶために一番の近道であるPHJ代表の森みわ氏の設計事務所の門を叩きました。今思うとなんて大胆なことをしたのだろうと思うのですが。(笑)この決断がパッシブハウス設計者としての第一歩になりました。 森みわ氏の元で学ぶパッシブハウスメソッドは初め難解に感じました。ドイツ語のカタログを見て泣きそうになったこともありますが、設計で指定した素材の性能を一つ一つ入力していくことで建物性能を数値化できるPHPP(Passive House Planning package) は設計を進める上ではとても明解で大変役立つツールです。 設計するにあたり自然エネルギー(太陽熱温水器/薪ストーブ)を活用したパッシブハウスであることはもちろん、なにより美しく機能的、自由で楽しい設計にしたいと思いました。パッシブハウスは全てが実現できるメソッドであると証明したかったのです。 皆さんのなかにパッシブハウスは特別で難しいものだと感じている方も多いと思います。そんなことはありません。色々な方にご尽力頂きましたが、本気で取り組むことでこうして完成することが出来たのですから。(笑) ここに暮らしてもうすぐ2年。僅かなエネルギーで軽井沢の厳しい寒さと自然を満喫しながら暮らしています。理屈ではありません。良いものは良い。この素晴らしいパッシブハウスで、一人でも多くの方に快適で豊かな暮らしを実現してもらいたいと切に願います。   GLOBE ARCHITECTS 菊地 宏子  

八万の家House in Hachiman

  • 所在地(市区町村)徳島市
  • 用途
  • 建築年2019
  • 一次エネルギー消費量82kWh/m²
  • 一次エネルギー消費量太陽光発電-45kWh/m²
  • 暖房負荷11kWh/m²
  • 冷房負荷21kWh/m²
  • 施工有限会社辻組
徳島県初のパッシブハウスを目指す為、計画当初から建物の配置や仕様を検討しながら計画させて頂きました。コンセプトとしては建物の中で健康を増進できる住まいの実現です。なぜこのコンセプトを掲げたかというと、徳島県は病院施設数全国上位にも関わらず、生活習慣病等(糖尿病)は毎年、全国ワーストクラスの事実があるからです。その為、建物の性能をパッシブハウスにすることで、室内の周壁面温度、空気温度、身体の血圧の改善や基礎代謝量の増加など、居住する家族全員が躯体性能の恩恵をいつでも受けられる住まいが特にwithコロナ時代の現在においては、より一層、日常の健康維持、生活習慣病の予防に繋がると考えました。そして第二の理由として、日常、県民の殆どは生活の足が車移動で夜も住宅街は外灯が少なく、JAFのアンケート調査でも徳島県は交通マナーの悪さが全国ワーストクラスの状態で、これでは仕事や家事終わりの夕方以降に健康増進の為、安心して散歩やジョギングなどの運動をすることが外気温以外のリスクが多すぎてできないと思ったからです。また最近ではコロナの影響もあり、家の中でできるエクササイズグッズや快眠グッズ等が数多く販売されていることから、今後はやはり各々の時間の中で安心して基礎的な体力づくりができる運動や毎日の疲れを癒すことのできる睡眠といった家族全員の健康を守ることができるパッシブハウスで日常生活を送ることがとても大切な時代になってきたと感じています。最後になりますが、これからパッシブハウスを建てようと考えている方がいましたら、ぜひ自信をもって未来の為の住まいづくりにチャレンジしてみてください。まだまだ若輩者の自分は学ぶべきことは多いですが、実際にパッシブハウスを建ててみて、住んでみて、初めて分かること、その経験を大切に、そして糧にできるよう今後も精進していきたいと思います。この度はパッシブハウス認定取得、本当にありがとうございました。 有限会社辻組

熊本パッシブハウスPassive House Kumamoto

  • 所在地(市区町村)熊本県
  • 用途
  • 建築年2018
  • 一次エネルギー消費量67kWh/m²
  • 一次エネルギー消費量太陽光発電67kWh/m²
  • 暖房負荷12kWh/m²
  • 冷房負荷21kWh/m²
  • 設計空設計工房
認定までの道のりは長かったですが、パッシブハウス・ジャパンでの最初の認定をもらう事ができ嬉しい限りです。 「熊本パッシブハウス」敷地は西と南の隣地に建物がありますが、冬期日射が確保できるところで配置を決めることができました。夏の日射遮蔽は1階南側に木製ガラリ雨戸、西側と2階南側は外付けブラインドを設置しました。 冷房は2階エアコン、暖房は床下エアコンを稼働します。床下の暖気をガラリから居室へ導くことはしていません。床下を巡らしてRAで吸い込み温度だけSAに渡すことにしました。それでも十分に床表面温度はもちろん室温も上がっています。 屋根の上にはできる限りの発電パネルと太陽熱温水器も乗せています。電気は余剰分売電していますが、将来は蓄電池を入れてできるだけ自給したいと考えてらっしゃいます。お湯はお風呂に使うだけで他給湯や暖房のシステム化まではできなかったのは残念ですが、Passive House「Plus」の認定をもらえたのはとても嬉しい事です。 建物外皮の性能はもちろんですが、太陽熱を冬期にどう入れるか、夏期にはどう遮断するかが大きなファクターだと思い、最初から十分意識して計画しました。そして設備を最適化させるために負荷計算や建物燃費ナビでのシミュレーションは何度もやってみました。当たり前と言えば当たり前のアプローチで目処が立ったところで、PHJの森さんへ相談しました。 その後は認定申請に向けての図面や資料を集め提出する仕事がたくさんありました。 これからはパッシブハウス・ジャパンでの認定と言う事でかなり身近に感じられるようになったパッシブハウス認定です。たくさんの実務者またクライアントに挑戦していただき、個性豊かなパッシブハウスが日本で数多く生まれていくことを願ってやみません。 空設計工房 江藤眞理子(設計)

伊賀パッシブハウスPassive House Iga

  • 所在地(市区町村)三重県伊賀市
  • 用途
  • 建築年2017
  • 一次エネルギー消費量98kWh/m²
  • 一次エネルギー消費量太陽光発電98kWh/m²
  • 暖房負荷9kWh/m²
  • 冷房負荷15kWh/m²
  • 施工森大建地産
  • 設計i + i 設計事務所
三重県で初めて、ドイツパッシブハウス研究所の基準に適合した「パッシブハウス」に正式に認定されました。i+i設計事務所の飯塚先生とコラボした「伊賀の家」として2019年のエコハウス・アワード意匠賞も受賞しました。 伊賀という土地は、夏は暑く、冬は寒い気候風土の盆地でもあり、三重県の中でも寒い地域になっています。こういった厳しい気候風土の中でパッシブハウスを建てることは住んでいる方々にとっても目安となる住宅ではないかと思い採用しました。 実際に住んでみると、冬はほぼ暖房がすることが少なく、夏もエアコン1台で十分であり、夜少し窓を開けておくだけで家の中も涼しくなるという快適さを実現できました。 訪問していただくお客様も快適さを実体験していただくことができています。 計画としては、2階建の自宅兼アトリエ棟、平屋のマルシェ棟、バーベキューなどができる東屋という3棟からなる施設群の計画になっています。 マルシェを開く中庭に向かう螺旋状の動線を囲むように3棟を配置し、そこにいる人たちが自然に触れ合える空間づくりになっている。 建物は真南向きで屋根は切妻。南面は大部分が開口部になっており、軒を出し1階南はセットバックさせることで、夏冬の日射遮蔽・取得が有効に働くように計画している。 南から取りこんだ光は、中央の吹き抜けで家全体に行き届くようになっている。そのため昼間の電気もほぼ不要になってくる。ファサードをつくる2階西側の窓からは、伊賀の山並みを望むことができ、自然との一体感が生まれる家づくりになっています。

高松今里ガレージハウスTakamatsu-Imazato GarageHouse

お施主様は大の車好きで設計当初からキャンピングカーを含む車5台を格納できるよう設計してほしいとの依頼でした。しかも、かなり余裕を持った駐車を希望されていたこともあり1階の大半をインナーガレージが専有することが確定していました。居住部分は2階に集約していますが、1階に庭が取れない分大きな庭代わりのルーフバルコニーを設けています。また、北側にも南の日射が入るように棟をずらして採光が取れるよう計画しました。 1階に巨大なガレージ空間があるので構造的には不利でした。それでも耐震等級3はクリアしています。設備的には一種換気とダクトエアコンを組み合わせた換気空調システムとしています。空間容積が標準的な住宅に比べてかなり大きいこともあり、ダクト距離による圧損をクリアできるだけの必要風量を確保するために比較的大きめのダクトエアコンを設置しています。通常このような大きい住宅は莫大なエネルギーを浪費する傾向にあります。しかしながらこの住宅では面積で浪費してしまう増エネ分をパッシブハウスクラスの省エネ性能で相殺もしくはそれ以上の省エネ効果を発揮すべく設計しました。

東垣生の家House in Higashihabu

  • 所在地(市区町村)愛媛県松山市
  • 用途
  • 建築年2019
  • 一次エネルギー消費量太陽光発電103kWh/m²
  • 暖房負荷17kWh/m²
  • 冷房負荷22kWh/m²
  • 施工Architect studio pure
  • 設計plan + libre
東垣生パッシブハウス 施主A様との出会いは私が以前勤めていた会社の時からの長いお付き合いの方です。 実はA様のご両親のお家とお姉様ご夫婦のお家も私が担当で建築させて頂きました(^^♪ ご両親宅:木造在来工法⇒お姉様宅:スーパーウォール工法⇒A様宅:パッシブハウス このように順番に建物の性能が変化しています。 東垣生パッシブハウスが竣工した時はお姉様ご夫婦が本当に12帖用程度のエアコン1台で家中暖かくなるの?と、味津々で新築祝と偵察を兼ねてこられたようです。 当時のお姉様宅建設の時は日本の省エネ基準で建てればこれ以上の物はないと思っていましたので・・・すいません!! 建築地は東西に長く南面道路で日射も十分に受けることが出来る敷地で高性能な建物のを計画するのには最適でした。 施主のA様に『どの位の性能を求められますか?』とお聞きすると『アーキテクト工房Pureで建てるのだからパッシブハウスでお願いします』とありがたくもプレッシャーのかかる返事を頂き設計計画はスタート、実施設計はプランリーブルの高岡氏。以前、木造在来工法で建てて頂いたご両親との2世帯住宅となります。 ご主人が車を大事にされており南西にインナーガレージを希望されたことで冬場の暖房需要に影響がでる可能性もあり心配していたのですが、建物燃費ナビでの入力結果は何とかパッシブハウス性能をクリアー 工事は順調に進み無事完成を迎えましたが、パッシブハウスの認定を受ける為にはPHPPの入力で細かい部分の熱橋解析などを行い申請書類作成となります。 申請はプランリーブル高岡利香さんが担当となって申請準備を行ってくださいましたが、今までのパッシブハウス認定地は愛媛県松山で申請が出来ていたのですが今回から四国は高松市か広島市の気象データーの近い方を選んでの申請となった為建設地とは夏の冷房需要が1kwh/㎡違っていてPHPPの入力でいろんな工夫をして頂いて何とかギリギリでのパッシブハウス認定となったようです。 高岡利香さん大変ご苦労して頂きありがとうございました。 施主のA様も大変喜んで頂きました。 東垣生パッシブハウスの仕様 断熱材:基礎外周部パフォームガード100mm スラブ下EPS50㎜ 外 壁:ウッドファイバー充填105㎜+付加断熱ウッドファイバー105㎜・EPS100㎜ 屋 根:ウッドファイバー105㎜×3層 315㎜ 窓  :UNILUX木製トリプルサッシ・UNILUX樹脂トリプルサッシ 日射遮蔽:ヴァレーマ 空調・換気:外気清浄機(トルネックス)+熱交換換気(フォーカス)+アメニティーエアコ     ン 給湯:太陽熱温水パネル+ガスボイラー 上記の様な組み合わせによりパッシブハウス認定を取得させていただきました 入居後施主のA様は夏も冬も外付ブラインドを上手に活用され快適な毎日を過ごされています。

仙台パッシブハウスSendai Passive House

  • 所在地(市区町村)宮城県仙台市
  • 用途
  • 建築年2020
  • 一次エネルギー消費量69.4kWh/m²
  • 一次エネルギー消費量太陽光発電69.4kWh/m²
  • 暖房負荷10.9kWh/m²
  • 冷房負荷14kWh/m²
  • 施工有限会社今野建業
  • 設計菊池佳晴建築設計事務所
5年前にヨーロッパのパッシブハウスを見学し、地元の建築家が設計した意匠性の高い高性能住宅に衝撃を受けた。省エネ性はもちろん地産地消の木の家や、地域でのエネルギー需要、精度の高いパネル化による効率化や働き方の改善、環境への配慮など目を見張るものばかりだった。 日本においても、異常気象が毎年のようにおこり地球環境や自然との向き合い方を社会問題としてだけでなく、各個人が考えさせられる時代になってきた。そんな今だからこそ、自然エネルギーを上手に活用するパッシブハウスであれば、自然環境と向き合いながら本当の豊かさを感じられるような住まいができると考えた。 リビングは庭木の成長と共に四季を感じながら快適に過ごせる居心地の良い空間となり、冬は窓から差し込む太陽熱が室内を心地良く温めてくれる。夏も井戸水などの放射冷房により適度な冷涼感を感じられる。給湯も太陽熱で温め、曇りの日は昔ながらに薪を燃やし湯を沸かす。自然のエネルギーを肌で感じながら過ごせる本当に気持ちの良い住まいとなった。 これからの地球環境を考えなら、自然と一体となるような心地良さを感じるパッシブハウスが益々増えていくことを期待しています! 菊池佳晴

秩父パッシブハウスChihibu Passive House 2020

  • 所在地(市区町村)埼玉県秩父市
  • 用途
  • 建築年2020
  • 一次エネルギー消費量142kWh/m²
  • 暖房負荷15kWh/m²
  • 冷房負荷17kWh/m²
  • 施工Takahashikenchiku
  • 設計Shingo Takahashi
秩父市に建つパッシブハウスです。「パッシブハウスプラス」基準も満たしています。 関東地方にもかかわらず、朝はマイナス5度以下になる日も多い秩父地方。しかし、日中はほぼ晴れの日が続きます。 上手に太陽の暖かさを取り込むことにより、外皮性能を抑えながらもパッシブハウスを実現しました。 多くの人にパッシブハウスが建ててもらえるよう、あらゆる方法でコストダウンに取り組みました。コストダウンするといっても品質は落としてはいけません。高い品質を実現しながら、合理化などによりコスト削減をしています。 外壁は高性能な断熱材ネオマフォームを使い断熱性気密性を確保。手間のかかる防湿フィルム貼りも省略しています。 施工の単純化、省力化を実現しました。 設備機器は汎用的なものだけ使用しました。また、できるだけ国産の設備を使うことにより、価格の低減、将来のメンテナンス性にも配慮しています。 冷暖房機器は、エアコン室を作り循環する方式です。通常の市販のエアコンを使用し、単純な仕組みとしました。 太陽光発電システムは8.88kW 実発電量の多いCISモジュールです。 様々な取り組みにより、ローコストなパッシブハウスの実現ができました。 延べ床面積38.63坪 工事面積41.02坪(+小屋裏収納4.5坪)という大きさににもかかわらず太陽光発電などの設備を含む本体価格は〇〇〇〇万円台です。     「パッシブハウスのオーナー様の声」 奥様 冬は2月頃に朝少しエアコンをつけるだけであとは日中天気が悪くて肌寒いかな?って言う時に少しつけただけであとはほとんど使いませんでした。 暖房はずっとつけておくと逆に暑くなってしまうので1時間位つけてあとは消してしまえば家の中はしばらく暖かくいられました。 しかも1番寒い朝、無暖房なのに布団から出ても「寒い」と言う感じは全くなくて本当にビックリしました! 旦那は冬場、家の中ではほぼTシャツでいました!! ちなみにこたつは出しませんでした! コタツもストーブも無くてとても快適に過ごせます! 旦那様 本当に快適過ぎです! 冬場友達が遊びに来て、この家は暖房ついてないのにどうしてこんなに暖かいの?とビックリしてました。 もし高橋さん以外で建ててたらと思うとゾッとしますね!笑 同時期に建てたお友達がとても悔しがります。

宇治田原パッシブハウスUjitawara Passive House

2019年に弊社では初めてのパッシブハウスを建築するというチャンスに恵まれました。 パッシブハウスの建築にあたり様々な考えで計画されると思いますが、あしづかホームでは、これからのカーボンニュートラル時代に「パッシブハウスの普及」が不可欠という認識でおりまして、ビルダーのデモンストレーションで終わらずに、今後につながる一歩と位置付けて進めさせて頂きました。 普段は建物性能を年間暖房需要30kwh/㎡以下を目標として建築しており、パッシブハウス基準の年間暖房需要15kwh/㎡以下を達成する事がいかに厳しいかは重々承知しておりますが、出来る限り普段通りの仕様に近い構成で達成を目指し、特別な設備などは使用せずにシンプルな中身にしました。 具体的には、外皮のグレードを少し上げた程度で、あとは真南側に道路があり障害物の少ない敷地の利点を最大限活かす設計に徹することに、ただし、関西地域では南面の開口部面積を大きくしすぎると夏場の冷房需要に悪影響をおよぼす為、その辺りはバランスを考え調整したつもりです。 建物が出来上がって感じたことは、普段建築している暖房需要30kwh/㎡以下のものも、俗にいう「エアコン1台」、「Tシャツ1枚」という感じで非常に快適で何の不満もありません。しかし、暖房需要15kwh/㎡以下は更にワングレード上がり、冬場の日射取得や暖房運転の際、又、夏場の冷房運転の際に温度変化へのレスポンスが早く、今までとは印象が異なります。 パッシブハウスを建築することは、敷地条件によっては非常に困難なケースも多々あると思われます。しかし、条件が整うのであれば今後も挑戦していきたいですし、住宅ビルダーの役目として多くの方にパッシブハウスのパフォーマンスを知って頂きたいです。 あしづかホーム株式会社 蘆塚晃久