所在地 | 茨城県坂東市 |
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用途 | 戸建(一般) |
建築年 | 2022年 |
一次エネルギー消費量太陽光発電 | 62kWh/(㎡a) |
年間暖房需要 | 10kWh/(㎡a) |
年間冷房需要 | 10kWh/(㎡a) |
施工 | 株式会社スズモク |
設計 | 株式会社スズモク |
PH認定コンサルタント | 丸山 晃寿 |
敷地の南面は田園風景が続く、パッシブハウスに最適な場所です。
ここにガレージが横に並ぶ平屋のパッシブハウスをつくりました。断熱区分5地域になり日射取得の窓と耐力壁をどう組み合わせたらいいのか悩みましたが、耐力壁ラインの外側に土間をつくり日射取得の窓を全面並べるという方法で認定基準までたどり着けました。
冷暖房は家庭用エアコンで、冬は床下エアコン、夏はホールエアコン1台のみの可動で全館冷暖房を可能にしています。
LDKから土間に続く空間は、洗濯物を干したり、日射熱を土間に蓄えたり、温湿度調整はもちろんのこと、生活も便利にしています。
正直、パッシブハウスで冬に無暖房で過ごすためには、少しの寒さを上着を羽織るなど我慢しながらでないと出来ないと思っていましたが、住んでいる方に聞いてみると、晴れていれば室内は23℃以上、半袖、裸足で無暖房という生活をしているそうです。高騰している電気代も無縁のようでした。
パッシブハウスは素晴らしいです。