所在地 | 神奈川県伊勢原市 |
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用途 | 戸建(一般) |
建築年 | 2021年 |
一次エネルギー消費量 | 85kWh/m² |
一次エネルギー消費量太陽光発電 | 85kWh/m² |
年間暖房需要 | 10kWh/m² |
年間冷房需要 | 21kWh/m² |
施工 | あすなろ建築工房 |
設計 | あすなろ建築工房 |
2020年11月に引越をして、半年が過ぎ、この冬の寒さに気が付かないまま、冬が終わっていました。今は、新緑の気持ちの良い季節を感じています。
この冬の間にやったこといえば、朝、ハニカムブラインドを開けて、夕方、閉めることだけです。暖房のスイッチを入れることも(ほとんど)なく、朝、寒くて布団から出られなくなることもなく、家族でお揃い(色違い)のユニクロのボアパーカーを着ることもありませんでした。
農家を営む母は、一日に何度も座っていたマッサージチェアに乗らない日さえも出てきました。体の芯からいつもあったまってるからか、マッサージを必要とする時が減った。と言っています。
どの部屋も無暖房で20℃を下回ることがなく、悪天候で日中の日差しが入らない時は、夜も少し冷えることを感じる(実際に温度は下がっていない)程度です。
妻は、外から家に入ると“ほわっと”暖かく、不思議な感覚。と言っています。
家を建てるにあたって、私はパッシブハウスの性能を求めましたが、妻は、そこまでの高気密高断熱の家はいらない。と揉めたものでした。
でもいま、妻は、“やってみて良かった”と、太陽の力を存分に借りて生活する気持ちの良さを知り、FacebookやInstagramで、パッシブハウスでの生活について、独自に発信を始めています。
パッシブハウス認定書を森さんから頂いたときのことが、妻のInstagramに書かれていましたので紹介します。
<妻のInstagramより>
先日パッシブハウス認定をいただきました。
パッシブハウスを自邸で建てて実体験したかった夫。
そこまでの性能は必要ないと住むまでおもっていたわたし。←建築ど素人です。
冬を過ごしてみて、この家の性能に驚くことばかりでした。
反対するわたしを説得してくれてありがとう夫。
結露 全くなし
床暖房 設置なし
スリッパ 必要なし
冬の室内上着 必要なし
エアコン ほぼつける必要なし
各部屋の温度差 ほぼ変わりなし
室温20度下回った日 1日だけ
天井高は? 4m
吹き抜け=寒いの過去の常識が崩れる結果になりました。
太陽の力を取り込む設計と
逃さない性能
関わってくださった多くの皆様
ありがとうございました。
持田正憲(Client、Building Services)