| 所在地 | 静岡県藤枝市 |
|---|---|
| 用途 | 戸建(一般) |
| 建築年 | 2023年 |
| 一次エネルギー消費量 | 58kWh/(㎡a) |
| 年間暖房需要 | 15kWh/(㎡a) |
| 年間冷房需要 | 21kWh/(㎡a) |
| 設計・施工 | CAC建築工房 |
| PH認定コンサルタント | 鎌倉寿 |
分譲区画の一角に建つ本計画は、シンプルな構成の中に、環境性能と暮らしの質を両立させるための工夫を積み重ねた一棟です。
北側・南側の両面が道路に接する敷地条件において、外部との距離感や視線のコントロールは大きな設計テーマでした。南面にはウッドデッキを設け、高さ約2mの木製フェンスによりプライバシーを確保。波型の意匠とすることで、分譲地にありがちな直線的で均質な風景にやわらかな揺らぎを与え、周辺環境との調和も意図しています。
外壁には杉板を用い、鎧張りを基本としながら、戸袋部分には押縁仕上げを採用し、外観に適度なリズムを与えた。
開口部まわりでは、日射制御と意匠の両立を図るため、木製縦格子建具にアウターシェード生地を組み込んだ外付けスクリーンを採用している。一般的な外付けブラインドやシェードのように外部に大きな収納ボックスを設けるのではなく、日本の住宅に馴染みのある戸袋に納める構成とすることで、雨仕舞いの合理性と外観の整合性を確保している。
内部は、用途や空間に応じた材種選定を行い素材の持つ質感や経年変化も含め、長く使い続けることを前提とした。
パッシブハウス認定に加え、認定長期優良住宅、設計住宅性能評価、建設住宅性能評価も取得しており、耐久性・安全性といった側面においても、客観的な基準に基づいた品質確保を行っている。
環境性能と地域性、そして日々の暮らしの心地よさを、無理なく一体化させることを目指しました。
設計・施工 CAC建築工房





