所在地 | 静岡県静岡市 |
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用途 | 戸建(一般) |
建築年 | 2020年 |
一次エネルギー消費量 | 113kWh/m² |
一次エネルギー消費量太陽光発電 | 57kWh/m² |
年間暖房需要 | 15kWh/m² |
年間冷房需要 | 23kWh/m² |
施工 | CAC建築工房 |
設計 | 鎌倉寿建築設計室 |
温暖な静岡市に建つパッシブハウスです。市街地の小さな敷地に建つ小さなパッシブハウスをコンセプトに設計され、建材・設備は全て日本製でコストパフォーマンスに優れた建物です。
土地探しから始まったプロジェクトで敷地面積は84.57㎡(25.5坪)とコンパクトながら南東道路の角地とめぐり逢えたのはとてもラッキーだったと思います。
2階にリビングと水回りを配置し床断熱にすることで、シンプルな断熱構成と外皮面積を極力抑えた形状にすることができコストも抑えることができました。
性能値は断熱構成と窓のサイズやガラス種類の組み合わせで冷暖房需要・冷暖房負荷ともに基準値に合わせるよう最適なバランスを取りました。特に暖房負荷を抑えることで近隣建物の建て替えなどによる日射の影響を最小限に抑えることができます。
施工においても気密性能はもちろん外装には地杉材、内装も自然素材を丁寧に仕上げて頂きました。
2020年12月に入居されたオーナー様の感想は、室内で寒さを感じない(なにも感じない)感覚はなんとも不思議なこと、太陽の偉大さ感じたこと、そして光熱費の安さに驚いてみえました。
最後にパッシブハウス認定の意味をオーナー様がインスタグラムで発信されてましたのでご紹介します。
(オーナー様インスタグラムより)
パッシブハウスの認定は、これからの環境と、住まい手にとって最適な家になるよう、丁寧に設計、施工された家であることの証のひとつにになるかと思います。
設計・監理 PHコンサルタント 鎌倉 寿