所在地 | 宮崎県都城市 |
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用途 | 戸建(一般) |
建築年 | 2022年 |
一次エネルギー消費量 | 112kWh/m² |
一次エネルギー消費量太陽光発電 | 112kWh/m² |
年間暖房需要 | 13kWh/m² |
年間冷房需要 | 20kWh/m² |
施工 | 株式会社タナカホーム |
設計 | 株式会社タナカホーム |
プロジェクトの依頼を受けて現地を調査したところ周辺環境の条件が大変優れていたのでパッシブハウスのご提案をさせて頂きました。当初は「パッシブハウス?」でしたが、お施主様も調べて頂いたようで「取れるようでしたらぜひ取りたい」との意気込みに変わり、設計から始まり工事竣工に至るまでお互いに協調しながらのいい家づくりが出来たと思います。
周辺環境はとても良かったのですが、方位が南西を向く敷地だったため約45度建物配置を振った設計としました。また南九州でのパッシブハウスとあり、要求される冷房需要を達成するには大変苦労がありました。使用する窓枠、Low-Eガラス仕様、断熱素材をこの地に適したベストマッチとなるよう何度も検証し、ようやく南九州仕様に最適化した組合せを完成することができました。
換気と冷暖房は、ひとまとめに計画できるZehnder社製「CHM200」(Comfohome)を採用したことで申請業務を簡略化できました。
認定サポートを頂きましたが当初から設計・施工・申請を自社完結出来ることが目標でしたので、今回の認定取得により内製化を構築できたのも大きな収穫でした。
今後はこの体制のもと全棟パッシブハウスを目指してゆきます。
パッシブハウスを南九州のスタンダードにする。
そんな日を目指してパッシブハウスを増やしてゆきます。
株式会社タナカホーム 田中誉宗