2020年9月3日-4日、10 日に開催の第33回省エネ建築診断士セミナーの合格者は以下の通りです。
成績優秀者(6名)
- 寺﨑 幸治 様 有限会社LOHAS
- 大竹 大 様 株式会社大庄
- 國實 彩乃 様
- 橋本 渉 様 オスモ&エーデル株式会社
- 藤川 忠生 様 株式会社青木建設
- 有待 勇様 有限会社 有待工務店
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3日目の演習でエキスパートの資格を得た受講者は受講番号の後に”e”で表示
以上、47名合格(うちエキスパート42名)
総評
受講者の皆様、この度はPHJ主催の省エネ建築診断士セミナーのオンライン受講、誠にお疲れさまでした。筆記試験は前回同様、全員合格とさせて頂きました。e-learningを使っての試験実施でしたが、1時間という時間的制約の中、経験値が無いものはテキスト等を参照しながら解答をしていく事は決して簡単な作業ではありませんので、皆様の努力を感じ取ることが出来ました。今回の記述問題は、Case1東京のパッシブハウスを北海道へ、Case2 北海道のパッシブハウスを東京へ、それぞれ移築するとどのような不具合が起きるかを予測する問題でした。日射量の増減、太陽高度の変化に気が付いた方は多かった一方、外気温の変化により外皮からの熱損失量に変化が起きることも予測できた方は意外に少なく、例えばCase 2では東京という都市部に移築されたことで、北海道よりも日射取得が減ってしまい、暖房負荷が増大すると予測してしまった方が意外と多かったことに、やや驚きを隠せませんでした。フォローアップセッションでもお話しましたとおり、この記述問題は、セミナー受講を経て「パッシブハウス基準に関しての正しい認識」が持てているか?を講師側が確認する目的も兼ねて出題しておりました。今回の誤答から学び、今後の講義での説明の改善に生かしていきたいと思います。受講生の皆さんにおかれましては、是非今後は建もの燃費ナビやPHPPを活用し、自らこの設問の答えを導き出せるようなスキルと感覚を身につけて頂ければ幸いです。演習編ではほとんどの受講生が、東京という立地でパッシブハウス性能を担保するために必要な仕様を導き出すことに成功しました。このセミナーをきっかけとし、皆さんが「パッシブデザインの定量化」という新しい武器を身につけ、業界で活躍されることを講師一同心より願っております。また、「誰も置き去りにされない持続可能な社会」の実現に向けて、皆様の力もお借りしたく、コロナ禍ではございますが、いずれリアルでお目にかかれる日を楽しみにしております。
パッシブハウス・ジャパン代表理事
森 みわ
◆2020年11月12日(木)設立10周年イベントを開催致します。
詳細は下記案内をご覧ください。