エントリーゾーン:パッシブハウスゾーン
住まうときはできるだけ環境負担が少なく、快適に過ごせること、そして将来的に次世代へとつながり、最後には自然に還る そんな家づくりを。
南面に設けた大開口によって冬期は日射取得を、夏期には外付けブラインドによって日射遮蔽を。
そして吹き抜けの空間的つながりをつくることで空気を淀みなく流れるように。
換気・空調設備としては、外気清浄機・第一種全熱熱交換換気システム・全館空調機の3つによって構成され、これらを組み合わせることでエネルギーのロスを最小限にし、クリーンで温度・湿度ムラのない快適な室内空間に。
また全館空調と換気システムで使用するダクトを併用することで、イニシャルコストの削減と冷暖房運転を止めた後も常にダクト内には空気が流動していることで、結露・カビ対策にも有効。
さらに空調設備は、4kWの空調機を1台のみと、必要となるエネルギーも最小限に。
自然エネルギーと建物の性能によって、必要なエネルギーは最小限で快適、
そして『未来につながる家づくり』という、お施主様と弊社の思いがつながった家となった。
設計者 | 高岡 栄次 |
施工者 | 有限会社アーキテクト工房Pure |
建設地 | 愛媛県西条市周布 |
竣工月 | 2019年 |
新築/改修 | 新築 |
延床面積 | 136.9㎡ |
実測C値 | 0.08 ㎠/㎡ |
Ua値 | 0.238 W/㎡K |