パッシブハウスジャパンニュースレター 028号 2011年7月11日発行
▽持続可能で快適な暮らしの実現に向けて、知識と技術を探求いたします
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パッシブハウスジャパンニュースレター 028号 2011年7月11日発行
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みなさま、こんにちは。
非営利型一般社団法人パッシブハウス・ジャパン
http://www.passivehouse-japan.org
メールマガジン第28号です。
私たちは、
世界中のパッシブハウス推進団体とリアルタイムで情報を共有しながら
日本国内における健康で快適なこれからの省エネ住宅作りを推進しています。
本メールマガジンでは、海外の建築最新事情や、実践的な技術解説、
パッシブハウス・ジャパンが開催する各種セミナー・イベント情報を
お伝えいたします。
持続可能な社会の実現のために、エネルギーに依存しないゆとりある暮らしを
みなさんと共に考えていきたいと思います。
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□Contents□
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1)【オール電化とパッシブハウス 代表理事 森みわ】
2)【断熱仕様と冷暖房負荷の関係 理事 松尾和也】
3)【賛助会員紹介】
登録いただいた企業様を紹介します
4)【パッシブハウスジャパンからのお知らせ】
5)【省エネ建築診断士セミナー直前 過去問に挑戦!】
6)【REFRESH!!】
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1)オール電化とパッシブハウス (代表理事 森みわ)
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屋根断熱や日射遮蔽、通風といったパッシブデザインで冷房負荷を限りな
くゼロにもっていくことが可能な東北や北海道地区以外では、オール電化
とパッシブハウス基準は両立しない事を、これまでのPHJのセミナーで
お話してきました。ちょっと待てよ、鎌倉パッシブハウスは確かオール電
化なのでは?という疑問を持つ方のために、本メルマガでは少し補足説明
をいたします。
鎌倉パッシブハウスの設計に着手した2008年にすぐに判明した事、そ
れは冷房負荷と暖房負荷が共にパッシブハウス基準のギリギリ(床平米当
たり年間15kWh)である場合では、オール電化でパッシブハウス認定の
一次エネルギー制限をクリアする事が困難であるという事実でした。よっ
て鎌倉パッシブハウスのオーナーに直ぐに打診したことは、オール電化を
取りやめる、もしくは太陽熱温水を併用することでした。しかしオール電
化住宅でないと住宅ローンの融資額が下がるという制度の存在によって、
ますます建物の予算が減るということになり、やむなく当時のトップラン
ナーエアコンの中でも1位2位を争うAPF(年間を通じたエアコンの効
率)を誇る機種を選び、かろうじてパッシブハウス基準の一次エネルギー
制限をクリアしました。パッシブハウスの審査の際に使用された計算条件
は、冬季室温20度、夏季室温25度(ただし夏季の絶対湿度の上限は
12g/kg)、1日の給湯需要は一人当たり60度で30リットル/人(入
水温度平均15度)でした。ただし、一人当たり30リットルは、実際に
使われる給湯量(ネット)であるため、配管経路や貯湯タンク内でのロスを
考慮していくことで、最終的には床平米当たり32kWhが給湯の1次エネ
ルギー量として算出されました。
これをより日本的な条件とするために、また日本の省エネ性能と比較が容
易になるように、たとえば冬季室温18度、夏季室温27度(絶対湿度13g
/kg)、1日の給湯需要(ネット)を60リットル/人に設定してパッシ
ブハウス認定が取得できないだろうかと、当時からファイスト博士と交渉
を続けましたが、”世界の省エネ基準のものさし”になりつつあるパッシ
ブハウス基準においては、地域の気象条件の違いは反映させる一方、住ま
い手の生活習慣の違いによる数値の変動は、文化的背景も含めた詳しい調
査が必要となるため、当面考慮出来そうもない、との見解が出ています。
実際上記を例とする計算条件の日本化を、鎌倉パッシブハウスに当てはめ
てみると、冷暖房負荷はほぼ半減、一方給湯負荷はほぼ倍になるため、全
体の一次エネルギー量ではそれほど変化が見られませんでした。
一方家電の消費量に関しては、ヨーロッパのエネルギーパスでは一切考慮
いたしませんが、パッシブハウスの審査の際には、調理器具、冷蔵庫、洗
濯(乾燥)機、食洗機、照明が、必要最低限の家電として計上されます。
レオパレスのアパートに標準装備されている家電をイメージしていただけ
れば良いでしょう。言いかえればテレビやパソコン、オーディオ、ゲーム
機器などは家電には含まれていません。
これで何とかパッシブハウス認定第一号を取得したもの、オール電化では
どんなに効率の良い設備機器を使用しても、省エネの本当の”ものさし”
である一次エネルギー消費量が思い通りに減らせない事が決定的になった
訳です。そしてその直後に事実が明るみになったのは、皆さんもご存じの
あのルームエアコンの爆風モード問題です。エアコンの省エネ効率を測る
性能試験のために、エアコンに特別な仕掛けを施し、消音機能や
除湿機能など、実際の使用の際には欠かせない機能をオフにした状態で試
験を行い、見かけの設備効率を引き上げるという事を、複数のエアコンメ
ーカーが行っていたという事実が有力になったのです。この事を真に受け
とめ、私はファイスト博士に謝罪の意と、最悪は認定の取り消しも止む追
えない旨を伝えました。それを受けてパッシブハウス研究所では協議が行
われましたが、偽造を行ったのはエアコン製造メーカーであり、パッシブ
ハウス設計を行った者では無いとの判断が下され、鎌倉パッシブハウスの
認定は有効となりました。ただし、今後のパッシブハウス・プロジェクト
においては、実際の使用時おいて発揮される現実的な数値を使用する、と
いう条件で。
ですからそれ以降のパッシブハウス・プロジェクトでは、原則オール電化
にせず、太陽熱給湯機やバイオマス利用をお勧めしてきている訳です。エ
アコンをはじめとしたヒートポンプのAPFの試験数値も、5.0を超え
る数値は原則使用しない事にしております。予算の許す限り性能の良い機
器を選んでいる設計者、施工者の方には大変申し訳ない事ですが、現時点
では試験数値の信ぴょう性がパッシブハウス・ジャパンでは確認出来ない
状態のです。
節電による熱中症が懸念されるという、前代未聞の事態となるこの夏、エ
アコンメーカー各社は、どうか爆風モードの起動方法をネットで公開し、
全国の消費者にこの事実をお詫びすると共に、夏の節電に貢献していただ
けないでしょうか?
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2)断熱仕様と冷暖房負荷の関係 (理事 松尾和也)
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兵庫県姫路市にあるとある物件でのQ値、自然温度差、暖房負荷の仕様によ
る差を比べてみました。いつも所員にやらせているQPEXを久々に自分で触
る機会があったのでちょっと試しにいろいろ触ってみました。数年前に当
社で設計した住宅の仕様を様々に変更した場合、どのようにQ値、自然温度
差、暖房負荷が変わるのかをシミュレーションしてみました。
なお、この住宅は面積が32坪程度と小さく、しかも平面形状もかなりボコ
ボコしていたこともあり、仕様の割にかなりQ値が悪くなっている住宅です。
ただ、南面の開口部はかなり大きめに取れているので日射取得量はそれな
りに確保できている住宅です。
元々の仕様、屋根HGW180mm,外壁120mm,窓U値南面2.9、その他3面2.3程
度基礎断熱外周部XPS3種50mmでQ値は2.61、Ⅳ地域がスタートとします。
このときの自然温度差は5.95℃、暖房負荷は24時間20℃一定のとき
68.9kwh/㎡年QPEXのデフォルトのような夜間温度下げの場合は49.7kwh
/㎡年です。現時点でパッシブハウスの4.6倍の暖房負荷であることが分か
ります。
ここから東西北面のサッシはU値1.0~1.2程度の樹脂トリプルアルゴンLow-E
に変更、南面窓のみハニカムサーモスクリーンを取り付けた場合、それぞれ
Q値2.13、自然温度差7.2℃、暖房負荷一定46.2kwh/㎡年、夜間下32.1
kwh/㎡年まで向上します。これでやっとパッシブハウスの3倍程度です。
そこに熱交換率90%の熱交換器を足してやるとQ値1.73、自然温度差8.84℃、
暖房負荷一定28.1kwh/㎡年、夜間下げ18.3kwh/㎡年となります。
これに外壁付加断熱HGW16kを100mm足してやるとQ値1.51、自然温度差
10.16℃、暖房負荷一定18.6kwh/㎡年、夜間下げ11.3kwh/㎡年
となります。ここまで来てようやくパッシブハウスが見えてきた感がします。
たぶんほとんどの住宅において、QPEXで計算すると同等の仕様の場合もっと
いい数字が出ると思います。今回はPHPPとの比較をしていないので正確なこ
とは言えませんが、一般的にQPEXよりもPHPPの方が厳しい結果が出ることが
多いです。そう考えると今回のこの結果はちょっとした感覚のよりどころと
して参考にはなるかもしれません。
今回改めてこの結果を見てみると、スタート時からQ値は-43%となってい
るのに対し、暖房負荷は-73%にもなっているということです。スポーツと
一緒でレベルが上がってくると、更なるQ値向上というのは費用的に見てか
なり厳しいものとなってきます。しかしながら、その効果は非常に大きいと
いうことが結果から伺うことができます。
もうひとつ言えることはQPEXでは初期設定が夜間の設定温度を2℃下げるよ
うになっています。標準設定温度が20℃の場合18℃ですが、このたった2℃
の差が、暖房付加の観点で見ると非常に大きな差となって現れてきます。Q
PEXで暖房負荷を目安としてパッシブハウスと比較しようと思うのであれば、
この部分の設定に関しては必ず24時間一定で計算して下さい。それでなけれ
ば、条件が異なる比較となってしまいます。
ということですが、目下PHPP日本語版も作成中です。皆さんが使いやすい、
実効性のあるソフトにしたいと考えています。今しばらくお待ち下さい。
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3)【賛助会員紹介】
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ご登録いただいた賛助会員の皆様をご紹介します。
◎新規会員
堀合克巳設計事務所・ラクガキ工房(設計)
株式会社夏見工務店(工務店)
有限会社フィット建築研究所(設計)
グローバルハウス株式会社(工務店)
合資会社安城建築(工務店)
<工務店会員>
株式会社島田材木店
株式会社HORI建築
株式会社セイズインターナショナル
株式会社アイシーホーム
高橋建築株式会社
株式会社OKUTA
棟晶株式会社
光輝建設株式会社
株式会社五感工房
エコモ株式会社
有限会社アーキテクト工房Pure
株式会社カーサ
株式会社ラクジュ
イー住まい有限会社
株式会社大丸工業
株式会社ホームラボ
株式会社さつまホーム
株式会社スルガ建設
株式会社藤島建設
船津地産株式会社
株式会社樋渡建設
スターホーム株式会社
大和屋株式会社
<設計事務所会員>
植田優建築工房
株式会社建築工房わたなべ
溝口建築設計事務所
都建築設計室
空設計工房
真建築事務所
なちゅらる・さーかす
H2O design associates
株式会社大庄
HIRO建築設計舎
株式会社グリーンサークル
WORDS建築事務所
グローブホームビルド株式会社
ダックス建築デザイン
株式会社SiZE
街角企画株式会社
アーキテクトシップ
アトリエTOPOS(三浦仁恵)
株式会社プラン・リーブル
吉岡昌一建築設計事務所
千年杉建築事務所
ラッツ・アーキテクツ株式会社
<メーカー会員>
マグ・イゾベール株式会社
日本スティーベル株式会社
Tonwerk Lausen AG
旭化成建材株式会社
株式会社テクノフォルムバウテックジャパン
株式会社ディンプレックスジャパン
Pazen Fenster GmbH
Sto Japan株式会社
ジェイベック株式会社
<一般会員>
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
ダブルスネットワーク株式会社
株式会社シーピーユー
<特別会員>
NPO法人木品協
Dotプロジェクト
NPO法人新木造住宅技術研究協議会
IG Passivhaus Schweiz(スイスパッシブハウス振興会)
NPO法人日本VOC測定協会
NPO法人外断熱推進会議
皆様のエリアでパッシブハウス設計及びパッシブハウス建設のお手伝いが
可能なエキスパートをご紹介いたします。パッシブハウスにご関心のある
方はメールにてお問い合わせください。
メールの宛先:info@passivehouse-japan.org
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4)【パッシブハウスジャパンからのお知らせ】
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1.飯田哲也理事の対談本が出版されました
HPのブログでもご紹介いたしましたが、パッシブハウス・ジャパンの
理事も務めます飯田哲也と首都大学教授の宮台真司氏の対談本【原発社
会からの離脱 自然エネルギーと共同体自治にむけて】が、講談社現代
新書より出版されました。大変興味深い内容になっております。皆様に
も是非お読みいただきたいと思います。
本の内容については
http://www.isep.or.jp/koudan110617.html
をご覧ください。
2.セミナー受講者限定秩父パッシブハウス見学会
今月の省エネ建築診断士セミナーに遠方より参加される人で、7月29日、
30日の秩父パッシブハウスの現場見学会に参加が困難な方のために、セ
ミナー翌日の7月23日(土)に現場を公開いたしますので、見学を希望
される方はPHJ事務局info@passivehouse-japan.orgまでご連絡願い
ます。
奈良県十津川村の杉を使ったアルミクラッド木製トリプルサッシの美し
い木目を是非多くの方に見ていただく思います。
池袋から西武秩父線で特急列車にて西武秩父駅まで1時間20分、そこから
車で現場まで20分程です。
3.省エネ建築診断士登録IDカードが発行されます!
省エネ建築診断士に登録いただいている方に、IDカードを発行するこ
とになりました。すでに登録されている方には近日中に申し込み用フォ
ーマットをお送りいたしますので、IDカードの発行を希望される方は
是非お申し込みください。
4.セミナー懇親会にご参加ください!
今月21日(木)18時より省エネ建築診断士セミナーの懇親会が開催され
ます。セミナーを受講なさる方には、東京芸術学舎から送付された資料
の中に懇親会のご案内が同封されておりますが、今回は今までになくお
申し込みが少なく、送付された資料をご覧になっていない方が多いので
はないかと思われます。
会場は、パーティダイニングTAMA http://www.bigriver.co.jp/
会費は5000円です。
毎回理事をはじめいろいろな人と情報交換をして盛り上がっております。
御参加希望の方はメールにて、①学生番号②御氏名③会社名④当日連絡
のとれる電話番号、の4つを記入して、info@passivehouse-japan.orgま
でお申し込みください。15日(金)が締切です。御参加お待ちいたして
おります!
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5)【省エネ建築診断士セミナー直前 過去問に挑戦!】
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エコキュートに代表される、給湯需要をまかなうヒートポンプは、外気温
によってその効率が変化する特徴を持つ。よって一般的に年間平均の効率
(APF)を用いてそのヒートポンプの消費エネルギー量を求める。ここ
で日本の火力発電所の平均発電効率を40%とすると、再生可能エネルギ
ーとして認められるヒートポンプのAPFはEUの規定によれば最低幾つ
でなければならないかを求めなさい。
正解は、REFRESH!!の後に掲載します。
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6)【REFRESH!!】
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関東の梅雨も明け、夏本番となってきました。パッシブハウスジャパン事
務局も、窓とドアを全開にして風を通し、なんとかエアコンを入れずに頑
張って仕事をしております。
なんとか涼しい気分にならないものか、そう考えた時に効果的な道具の一
つに、音楽が挙げられると思います。さわやかなお気に入りの音楽を聴い
て暑さをしのぐ、もしくは暑くてイライラしそうな気持ちを紛らわせる、
音楽にはそのような効果がありますよね。
最近はスマートフォンなるものに、大量の音楽をダウンロードして気分よ
く通勤時間を過ごしている方を電車などでよく見かけます。そのスマート
フォンの音楽を、事務局でBGMがわりに流すには、スピーカーが必要で
す。そのスピーカーでなんと、電力なしで機能するものを発見いたしまし
た。
その名も「BambooSpeaker」。文字通り、竹でできたスピーカなんです。
両端を斜めに切った約30センチの竹に、iPhoneが入るサイズのスリット
が入っていて、そこにiPhoneを差し込んで音楽を流すと、竹筒の中で増
幅し反響した音が両端から出るというしくみ。なるほど、それはありかも
!と思いますよね。
このスピーカーは、アメリカのKickstarterという、誰でもアイデアを投
稿ができてそのアイデアに誰でも出資できるという、お金がない人でもア
イデアさえあればいろんなことを実現できるアメリカンドリームのような
システムから実現したものです。近々商品化の予定で、お値段は25ドルほ
どとのこと。
百聞は一見にしかず。こちらのサイトでそのスピーカーの実力をご覧くだ
さい。
http://kck.st/ltYrkQ
ちなみに日本にも最近、Kickstarterと同じようなシステムが動き出しまし
た。名前はCAMPFIREといいいます。そのサイトだけ紹介しておきます。
http://camp-fire.jp/
アイデアのある人は是非夢を実現させてください!
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過去問に挑戦!の答え「EUの規定による再生可能エネルギーとして認めら
れるヒートポンプの最低APF」は、
1.15 x 1/0.4 = 2.87
でした。
—
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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【パッシブハウスジャパンニュースレター】
2011年7月11日発行(0028)
発 行:一般社団法人パッシブハウス・ジャパン
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〒248-0006
神奈川県鎌倉市小町1-11-11
TEL:0467-39-5031
http://www.passivehouse-japan.org
ご意見・ご要望:
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