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パッシブハウスジャパンニュースレター 027号 2011年6月13日発行

▽持続可能で快適な暮らしの実現に向けて、知識と技術を探求いたします
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パッシブハウスジャパンニュースレター 027号 2011年6月13日発行

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みなさま、こんにちは。

非営利型一般社団法人パッシブハウス・ジャパン
http://www.passivehouse-japan.org
メールマガジン第27号です。

私たちは、
世界中のパッシブハウス推進団体とリアルタイムで情報を共有しながら
日本国内における健康で快適なこれからの省エネ住宅作りを推進しています。
本メールマガジンでは、海外の建築最新事情や、実践的な技術解説、
パッシブハウス・ジャパンが開催する各種セミナー・イベント情報を
お伝えいたします。
持続可能な社会の実現のために、エネルギーに依存しないゆとりある暮らしを
みなさんと共に考えていきたいと思います。

―――――――――――――――――――――――――――――――
□Contents□
――――――――――――――――――――――――――――――― 
  
1)【被害者それとも加害者?   代表理事 森みわ】

2)【PHPP日本語版の開発状況について  理事 松尾和也】
         
3)【賛助会員紹介】

   登録いただいた企業様を紹介します

4)【パッシブハウスジャパンからのお知らせ】

5)【省エネ建築診断士セミナー直前 過去問に挑戦!】

6)【REFRESH!!】

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1)被害者それとも加害者?   (代表理事 森みわ)

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5月27日から29日までオーストリアのインスブルクで開催された第15回国際
パッシブハウスカンファレンスに参加してまいりました。今回は世界50
か国からの参加者が集まり、ますますパッシブハウスの国際化が進んでい
る様子が伺えました。ところがオープニングのファイスト博士のプレゼン
テーションの2枚目のスライドは福島第一原発3号機の爆発で現れた巨大な
きのこ雲。”私は物理学者なので、どんなに日本からの情報が隠ぺいされ
ようとも、この画像が何を意味しているかくらいは分かっているつもりだ。
“とファイスト博士がコメントすると、周囲の参加者の目が一斉にこちら
に集まるではないですか。もしかすると今私たち日本人は、国際社会から
津波という自然災害の被害者としてではなく、原発事故という人災の加害
者として見られているのかもしれない、と感じた悲しい瞬間でした。

閉会式ではアメリカの環境問題におけるシンクタンクのロッキーマウンテ
ン研究所を創立したエイモリー・ロビンス氏にパッシブハウス・パイオニ
アアワードが送られました。同氏の著書は以前メールマガジンで松尾理事
が絶賛していましたが、同氏が1983年にコロラド州に完成させたグリ
ーンハウスには、パッシブハウスの概念に通じる要素が詰まっています。
エイモリー・ロビンス氏はまさにファイスト博士も認める、パッシブハウ
スの生みの親の一人であるという訳です。

カンファレンスの詳しいレポートはPHJのウェブサイトに掲載しており
ますので、下記のリンクをご覧ください。
http://bit.ly/lSGxgO

国際パッシブハウスアソシエーションiPHAのウェブサイトでは、震災発生
直後から、ニコニコフレームへの募金の呼びかけが行われました。今回の
カンファレンスで私も自ら東北支援への協力を訴える機会をいただきまし
て、参加者よりさまざまな支援のオファーをいただきました。アメリカの
木製サッシメーカー・アンダーセンは新潟の上野住建を通じて既にニコニ
コフレームへの窓の無償提供を表明してくれています。この場を借りてお
礼申し上げます。

アメリカの支援団体であるハビタット・フォー・ヒューマニティは、これ
まで途上国で住宅供給を行ってきましたが、つい最近アメリカのパッシブ
ハウス団体と共同で、低所得者向けにパッシブハウス建設を開始しました。
東北の復興においても、住宅を限られた予算で大量に供給する必要があり
ますが、かといって省エネ性能を犠牲にすることは、ますます電力依存の
暮らしを助長します。省エネ住宅のコストパフォーマンスを上げるには、
戸建住宅ではなく、連棟の長屋式とすることが近道となります。冬の厳し
い東北地方でエネルギー消費量を効率良く減らすためにも、また被災地に
コミュニティーを再生するためにも、この長屋式がベスト解であることは
言うまでもありません(なぜ?と思われる方には7月の省エネ建築診断士
セミナーの受講をお勧めします)。木造で3-4世帯からなる長屋を作り、
必要な断熱性能と防火性能、そして遮音性能を確保することがまず大前提
になります。

南面の屋根に載せる太陽光発電も有効ですが、まずは太陽熱、バイオマス
利用による地域暖房で給湯や暖房といった熱利用の大半をまかなうことで、
不必要に電力を使うこれまでの一般的な住宅設備の考え方から脱却するこ
とが重要です。夏対策はエアコンありきではなく、日射遮蔽と通風をメイ
ンに考え、屋根断熱は日射を受けた屋根の表面温度が建物内部に侵入する
ことを防ぎます。

現在進行中の日本のパッシブハウス・プロジェクトは、札幌、オホーツク、
気仙沼、秩父、東久留米、軽井沢、八ヶ岳、奈良、福岡と多地域に渡り、
その工法もデザインも様々ですが(それぞれの地域のパッシブハウスの仕
様に関しては次回のメールマガジンで詳しくご紹介いたします)、そもそ
もエネルギーを極力使わず、高い温熱性能と居住性を発揮するパッシブハ
ウスの概念に今大きな注目が集まっていることを私たちは日々感じていま
す。パッシブハウス性能の住宅に太陽光発電を2~3kW程度搭載すれば、
CO2を一切排出しない快適な暮らしが実現します。必要な電力を消費者
側で100%賄っているという状態は、消費者として電力の種類を選べる
強い立場になるということを意味します。PHJはもっと多くの人にこの
強い立場を獲得していただきたいと考えますし、いずれ、”消費者”とい
う表現が不適切になる日が訪れると考えています。

今回のカンファレンス参加を通じて、フクシマが世界の目を完全に覚まし
たという印象を受けました。そういった意味ではこの大惨事は皮肉にも日
本が成し遂げられる史上最大級の国際貢献になったと言えるでしょう。一
方で、日本の中はこの期に及んでもまだ半目しか開いていないような、ま
たは一度覚めた目がまた閉じられようとしている印象を受けるのは私だけ
でしょうか?

パッシブハウスジャパンでは、引き続き東北支援のための資金援助をして
くださる団体を募集しております。このメールマガジンを出来るだけ多く
の方にご転送いただければ幸いです。

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2)PHPP日本語版の開発状況について  (理事 松尾和也)

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6月9日に茨木県の建築研究所で行われたLCCM住宅の見学会に、森代表
他、PHJ会員数名と見学に行ってきました。正直言いまして、これを見
て実務に応用できそうなことを見つけることはできませんでした。その代
わりにと言ってはなんですが、PVソーラー協会の会長さんとお会いし、
その際ハニカムサーモスクリーンの同等品を半額で販売している事を伺い
ました。これは本当に素晴らしいことで、今まで私もずっと待ち望んでい
たものです。ここまで価格が下がれば、今まで最も安い店で購入しても一
般的なプリーツスクリーンの2.5倍はしていたものが、3割高程度におさ
まる可能性が出てきます。本当に素晴らしい商品を出してくださったと心
底嬉しくなってしまいました。

その後、一同で島田材木店の茨木パッシブハウスに移動し、竣工後初めて夏
モードで換気運転を行いました。ヒートポンプで作られた5度の冷水を給気
ダクトのラジエーターに流したのですが、冷やされた空気が給気口からきち
んと出てきていました。そしてラジエーターの中はコイルの周りが結露し、
きちんと除湿されていることが目視で確認できました。このシステムはこれ
からの猛暑を連続的にどう乗り切るかを確認していく必要がありますが、そ
れがうまく行けば日本の実情にあった非常に優れたシステムと言えます。

その日の締めくくりは東京に移動してCAD連動の日本語版PHPPの開発
打合でした。今現在住宅系ソフト会社としては大手のCPUさんと共同開発
を進めているのは周知の事実です。会員を含めて皆様から開発状況をよく聞
かれます。非常に難しい作業であるためCPUさんが必死に頑張ってくださ
ってはいるものの当初から6月リリース→8月上旬リリースとなり、現時点
では8月末までにはなんとかリリースという状況が見えてきました。

このソフトはゼロから作っているわけではありません。PHPP英語版を
「親ソフト」とし、それとセットで利用する形になります。PHPP日本語
版というのは「子ソフト」という感じになります。この「子ソフト」はもち
ろん日本語ですし、建材も日本の実情に合わせています。そして、さらには
QPEXのように、入力していくと「次へ」という形で誘導してくれるよう
になっています。その誘導に基づいて入力が終わると「子ソフト」のデータ
は変換されて「親ソフト」に飛ばされ、「親ソフト」の中で計算されたもの
が再度変換されて「子ソフト」に戻ってきます。その上で日本語にて結果が
表示されるという仕組です。

今までのPHPPは恥ずかしながら私でも簡単には扱えないシロモノでした。
しかしながら今度のPHPP日本語版は画面の雰囲気からして本当に使いや
すいソフトとなっています。冷暖房負荷が出るのはもちろんですし、一次エ
ネルギー使用量も確認できます。また木造だけではなく、他の構造も可能で
すし、階数も99階まで対応可能と使いやすさと汎用性を両立させています。
また、データ入力に関しては、アーキトレンドのような自動CADと同様の
使い勝手となっているので本当に簡単です。内容積の計算や、窓面積の計算
等も可能な範囲で自動計算となるようにしています。

前々から申し上げているように、このソフトによって、Q値、C値、日射の
影響、建物の配置角度、隣家の影響、省エネ機器選択の効果、等それぞれ向
上させれば全体としても向上することは分かっていても、どれがどの程度効
いているのかが分からなかった項目が総合的にどういう結果となるのかが一
目瞭然となります。その結果、設計の自由度を保ちながら、結果だけはきち
んとした値を保つという自由度と実効性を保つことが可能となります。これ
までであれば、他社と競合しても客観的にその差を定量化することは難しい
ことでした。それも容易になります。また努力の結果イニシャルが上がりラ
ンニングコストが下がることも、曖昧な説明はできても具体的な説明はでき
ませんでした。しかしそのこともかなり具体的に説明できるようになります。
今から慢性的な電力不足が叫ばれる中でこのソフトが果たす役割はかなり大
きいと考えています。できるだけ安く提供することで、共通の指標が事実上
存在しないこの国の建築、住宅業界のスタンダードになるように働きかけを
していきたいと考えています。

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3)【賛助会員紹介】

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ご登録いただいた賛助会員の皆様をご紹介します。

◎新規会員
 スターホーム株式会社(工務店)
 大和屋株式会社(工務店) 
 ラッツ・アーキテクツ株式会社(設計)

<工務店会員>
株式会社島田材木店
 株式会社HORI建築
 株式会社セイズインターナショナル
 株式会社アイシーホーム
 高橋建築株式会社
 株式会社OKUTA
 棟晶株式会社
 光輝建設株式会社
 株式会社五感工房
 エコモ株式会社
 有限会社アーキテクト工房Pure
 株式会社カーサ
 株式会社ラクジュ
 イー住まい有限会社
 株式会社大丸工業
 株式会社ホームラボ
 株式会社さつまホーム
 株式会社スルガ建設
 株式会社藤島建設
 船津地産株式会社
 株式会社樋渡建設

<設計事務所会員>
 植田優建築工房
 株式会社建築工房わたなべ
 溝口建築設計事務所
 都建築設計室
 空設計工房
 真建築事務所
 なちゅらる・さーかす
 H2O design associates
 空間工房/上岡直樹
 株式会社大庄
 HIRO建築設計舎
 株式会社グリーンサークル
 WORDS建築事務所
 グローブホームビルド株式会社
 ダックス建築デザイン
 株式会社SiZE
 街角企画株式会社
 アーキテクトシップ
 アトリエTOPOS(三浦仁恵)
 株式会社プラン・リーブル
 吉岡昌一建築設計事務所
 千年杉建築事務所

<メーカー会員>
 マグ・イゾベール株式会社
 日本スティーベル株式会社
 Tonwerk Lausen AG
 旭化成建材株式会社
 株式会社テクノフォルムバウテックジャパン
 株式会社ディンプレックスジャパン
 Pazen Fenster GmbH
 Sto Japan株式会社
 ジェイベック株式会社
 
<一般会員>
 ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
 ダブルスネットワーク株式会社
 株式会社シーピーユー

<特別会員>
 NPO法人木品協
 Dotプロジェクト
 NPO法人新木造住宅技術研究協議会
 IG Passivhaus Schweiz(スイスパッシブハウス振興会)
 NPO法人日本VOC測定協会
 NPO法人外断熱推進会議

皆様のエリアでパッシブハウス設計及びパッシブハウス建設のお手伝いが
可能なエキスパートをご紹介いたします。パッシブハウスにご関心のある
方はメールにてお問い合わせください。
メールの宛先:info@passivehouse-japan.org

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4)【パッシブハウスジャパンからのお知らせ】

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1.第4回省エネ建築診断士セミナーの申し込み受付中

 7月21日(木)22日(金)に東京北青山の東京芸術学舎にて行われ
 ます第4回省エネ建築診断士セミナーの申し込みを受け付けております。
 詳しくは東京芸術学舎のサイトをご覧ください。
 https://ssl.smart-academy.net/gakusha/course/detail/1111053/

2.なちゅらる・さーかすのモデルハウス見学会

 パッシブハウス・ジャパン賛助会員のなちゅらる・さーかす様が手掛け
 られたモデルハウスの見学会が6月24・25日に行われます。詳しく
 はパッシブハウス・ジャパンHPトップのブログをご覧ください。
 http://bit.ly/k6lwL7

3.秩父パッシブハウスが上棟いたしました

 パッシブハウス・ジャパン賛助会員の高橋建築様の秩父パッシブハウス
 (埼玉県)が上棟いたしました。構造見学会は7月29日(金)30日
 (土)を予定いたしております。詳細が決まり次第HPにてお知らせい
 します。

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

5)【省エネ建築診断士セミナー直前 過去問に挑戦!】

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

プサイ値に関して、間違った記述をえらびなさい。

1 プサイ値は、その両側に繋がる外皮の断熱性能を固定せずとも求める
  ことが出来る。

2 プサイ値とは、高性能な省エネ建築物の熱損失を厳密に把握するため
  に、ヒートブリッジ(熱橋)効果を定量化した値である。

3 たとえばある外壁と屋根の取り合いのディテールにおいて、東京の住
  宅で許容出来るプサイ値であっても、北海道の住宅は許容できないプ
  サイ値となるのは、同じ断熱欠損でも外気温の低い地域では結露のリ
  スクが高まるからである。

4 建物の外皮を通じた熱損失は、外壁、屋根、窓といった”面”からの
  熱損失と、それらの面が異なる断熱性能の面に切り替わったりする際
  に出現する”線”からの熱損失を合計して求められるが、この線状の
  熱損失がプサイ値の代表的なものである。

正解は、REFRESH!!の後に掲載します。

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6)【REFRESH!!】

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パッシブハウス・ジャパンの事務局がある鎌倉市はごみのリサイクル率が
極めて高く、人口10万人以上50万人未満の市町村の中で、平成20年
度までは5年連続で1位、今年4月に発表になった平成21年度の結果は、
岡山県倉敷市に次いで2位となっています。鎌倉市民である私も、ゴミの
分別にはかなりこだわりをもって日々過ごしております。

でもやはりすべてのゴミがリサイクルになるわけではなく、資源ゴミ以外
のものもたくさん捨てています。なんとか少なくならないものか。その思
いは万国共通ですよね。

実はオランダにとても興味深いスニーカーがあるんです。
そのスニーカーとは、履きつぶした後、土に埋めるとなんと花が咲くので
す!スニーカーの名前は「OAT
Shoes」。スニーカー本体は麻と綿
とプラスチックでできていて、土壌の温度や湿度にもよりますが、麻と綿
の部分は数か月、プラスチックの部分は6か月以内に生物分解され土に戻
っていくそうです。そして、スニーカーのいわゆる「ベロ」とよばれる部
分に種のシートがはいっていて、土に埋めてから数日で発芽ししばらくす
ると花も咲くそうです。とても素敵なスニーカーの最後だと思いませんか?
残念なのは植物の生態系の問題もあって、現在はヨーロッパでしか購入す
ることができないそうです。日本でもこんな素敵な製品ができるといいで
すよね。土に還るだけでなく、お花が咲くというところが洒落ているでは
ないですか。

どんなスニーカーかはこちらのHPで見ることができます。
http://www.oatshoes.com/

————————————————————–
過去問に挑戦!の答え「プサイ値に関して間違った記述」は、

1 プサイ値は、その両側に繋がる外皮の断熱性能を固定せずとも求める
  ことが出来る。

でした。

—

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
―――――――――――――――――――――――――――――――

【パッシブハウスジャパンニュースレター】
 2011年6月13日発行(0027)

 発 行:一般社団法人パッシブハウス・ジャパン

―――――――――――――――――――――――――――――――

 〒248-0006
 神奈川県鎌倉市小町1-11-11
 TEL:0467-39-5031
 http://www.passivehouse-japan.org

 ご意見・ご要望:
 info@passivehouse-japan.org
―――――――――――――――――――――――――――――――
copyrights(C)2011 PASSIVE HOUSE JAPAN All Right Reserved.
―――――――――――――――――――――――――――――――
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パッシブハウス・ジャパンは、ドイツ発祥の超省エネ住宅「パッシブハウス」を日本の気候・文化様式にあわせた「日本型超省エネ住宅」の研究と確立、そして普及を目指す非営利の社団法人です。

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