パッシブハウスジャパンニュースレター 020号 2010年12月13日発行
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パッシブハウスジャパンニュースレター 020号 2010年12月13日発行
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みなさま、こんにちは。
非営利型一般社団法人パッシブハウス・ジャパン
http://www.passivehouse-japan.org
メールマガジン第20号です。
私たちは、
ドイツのパッシブハウス研究所と連携し、
世界中のパッシブハウス関連団体と幅広く知識・技術の共有を重ね、
日本及びアジア圏での住宅性能の強化を目指します。
本メールマガジンでは、海外の建築最新事情や、実践的な技術解説、
パッシブハウス・ジャパンが開催する各種セミナー・イベント情報を
お伝えいたします。
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□Contents□
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1)【この1年の収穫 代表理事 森みわ】
2)【正確な省エネというのは本当に難しい 理事 松尾和也】
3)【パッシブハウスジャパンからのお知らせ】
1)第3回省エネ建築診断士セミナーの申し込み締め切り間近
2)パッシブハウス・ジャパン総会について
4)【賛助会員からのメッセージ】
「茨城パッシブハウス」レポート
株式会社島田工務店 代表取締役 島田恵一
5)【賛助会員紹介】
登録いただいた企業様を紹介します
6)【REFRESH!】
仕事のヒント!ニュースや、本、イベントをご紹介
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1)この1年の収穫 (代表理事 森 みわ)
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この一年の収穫は、とにかくパッシブハウス・ジャパンが設立されたこと。
今年の2月に発足したパッシブハウス・ジャパンは、多くの方々からの賛同
をいただき、現在にいたります。発足したからには出来るだけ早く活動を開
始しようと、新メンバーで駆け抜けた10カ月となりました。おかげさまで、
省エネ建築診断士セミナーが無事に2回終了、現在までに48名の省エネ建
築診断士が誕生しました。無事に2棟目の茨城パッシブハウスが仮認定を取
得し、年明けには竣工予定となりました。そして現在幾つものパッシブハウ
ス・プロジェクトが全国各地で同時多発的に始まっています。
一方で私はようやく、ドイツ・パッシブハウス研究所の主催する1週間のパ
ッシブハウス・コンサルタント養成コースCEPHP
(Certified European Passive House Planner)を、日本で開催する資格を
ファイスト博士からいただきました。こちらは国内で需要が出来次第、準
備に取り掛かりたいと思います(講習とは言え、一週間も休みが取れる人
は日本にはいないと思いますので)。
これまでの賛助会員の方との有用な情報交換を通じて、アフォーダブルな省
エネ住宅実現のために、日本で新しく開拓しなくてはならない建材が具体化
してきました。これらの開発、流通に向けた取り組みは、パッシブハウス・
ジャパンの来年度の最重要課題となりそうです。この中には地熱交換ユニッ
トも含まれ、現在地熱利用の効果を予測するシミュレーションソフト(もち
ろん英語版です)の解読を進めております。地熱利用は、特に日射取得状況
の悪い都市型の立地において有用で、その省エネ効果は、今後PHPPの中
で”躯体性能の向上”として評価できることになっており、それによって、
たとえば外壁がより薄く出来る、といったメリットがあります。太陽光発電
と違って、設計にある程度のノウハウが求められるのが地熱利用ですが、そ
の省エネ性能によって、必要最低限の電力を使った暮らしが実現することは、
大切なことです。
そして年明けからは、パッシブハウス・ジャパンでヒートブリッジ係数(プ
サイ値)の計算が行えるようになります。DXFフォーマットの詳細断面図
と、部材の熱伝導率を準備していただければ、こちらで数値化が可能になり
ます。また現在、高温多湿の日本の温暖地域の外壁仕様として、パッシブハ
ウス研究所と共同で、土壁を使った真壁のモデルの解析を行っております。
このモデルの安全性と省エネ性能が立証されれば、気密シートを使わないパ
ッシブハウスの実現に一歩近づくことができます。CADと連動したPHP
Pの入力サポートソフトも、来年2月に予定されているパッシブハウス・ジ
ャパンの総会にてお披露目出来る予定です。
そんな訳で、収穫というよりも、種まきばかりの一年でございました。現在
進行形のプロジェクトが山ほどあり、出来るだけ早くにみなさんの収穫に結
び付きますよう、今後も全力疾走いたしますので、今後とも私共パッシブハ
ウス・ジャパンへの声援をよろしくおねがいいたします
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2)正確な省エネというのは本当に難しい (理事 松尾和也)
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今、月刊誌「建築知識」の断熱に関する原稿を書いています。その中で、
間違いがないよう改めて自分でいろいろと調べているのですが、これが自
分にとっても本当にいい勉強になっています。また、その中で「正確な省
エネ」を行うということがいかに難しいかを再認識させられています。最
近でこそ建築業界でも一次エネルギーの概念が言われはじめましたが、つ
いこないだまでは、オール電化=エコ的な風潮でした。これもその一例で
すが、他にも例をあげてみたいと思います。硬質ウレタンフォーム、押出
法ポリスチレンフォーム(いわゆるスタイロ)などは日本で大量に使われ
てきました。どちらも断熱性が非常に高いのでたくさん使えば冷暖房負荷
は減り、単純にエコだと思われてきました。しかしながら、1990年く
らいまでこれらの断熱材に使われていたCFCというフロンは二酸化炭素
の1000倍以上という温暖化ガスでした。家一軒で冷蔵庫100台分以
上の温暖化に寄与していたことになります。これが禁止され、90年から
95年にかけて発泡剤は代替フロンというものに置き換えられていきまし
た。これでOKかというと決してそうではなく、代替フロン(HCFC)
でも二酸化炭素の900倍程度の温暖化させてしまう力を持っています。
代替フロンも2020年に先進国では使用禁止になることが決められてい
ますが、日本でも1995年を境に代替フロンはあまり使われなくなって
きました。では今のボード系断熱材はどういうものを使っているかという
と、炭化水素、二酸化炭素、水、等や中にはブタンを用いているものもあ
ります。しかしながら、ウェブサイト等で調べてもノンフロンとは書いて
あるものの発泡剤を明確に表示してあるところは少ないのが実情です。ひ
とついえるのは断熱材にA種もしくはB種という表記があるのですが、こ
れが頼りになります。A種はフロン類を用いないもので、B種はフロン類
を用いたものとされています。一般的にB種の方が熱伝導率が良いのでB
種を選びがちです。しかしながら理想的にはA種で厚さを確保するのがベ
ストだということになります。
同様の例として、外国産の木材に関しても難しい側面があります。日本や
ドイツ、オーストリアといった、人口に対して森林が十分にたくさんある
国に関しては間伐を適切にした上で、どんどん国産材を利用するのが間違
いなく環境負荷が少ない理想的な行動となります。しかしながら、中国、
東南アジア、南米等の一部の国においては、人口に対する森林面積の不足。
もしくは今まできちんと森林が整備されてこなかったことが原因で間伐す
ることすらできないような国もあるようです。そういう国の木材を使うと
いうことは決して環境に貢献しているとはいえません。国産材ばかりを使
って入ればそういう問題に直面することはないでしょうが、特に危険性が
高いのがデッキ材です。イペ、ジャラ、セランガンバツ、ウリン、クマル、
マニルカラといった比重が非常に大きく硬い木は成長にも時間がかかりま
すが、計画的に植林されていないものが多いのも実情です。海外の木材を
使う時には一番の指標になるのがFSC認証された材を扱うことですが、
上記のデッキ材にいたってはそういうものはまずありません。日本にいる
と、「木材を使うことはいいことだ」といった感じで単純化してしまいが
ちです。しかしながら一歩踏み込んで考えるとこれだけの事実がでてきま
す。
ボード状断熱材のように、後になって有害性が発覚することもよくありま
す。こういうことはその時点では避けることが難しいと言わざるを得ませ
ん。となると、我々実務者にできることは、常に勉強し続けることと、安
全性に対する直感を磨くことくらいしかないのかもしれません。
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3)パッシブハウスジャパンからのお知らせ
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1)第3回省エネ建築診断士セミナーの申し込み締め切り間近!
平成23年1月13日(木)・14日(金)に行われる
第3回省エネ建築診断士セミナーの申し込み締め切りは12月21日
です。申し込みがまだの方はお急ぎください。
詳細は東北芸術工科大学資格取得講座HPまで。
http://www.tuad.ac.jp/plusart/program/qualification/index.html
2)パッシブハウス・ジャパン総会について
賛助会員、省エネ建築診断士の皆さま、
2月18日に東京にてパッシブハウス・ジャパンの総会を行います。
追って詳細をメールにてお送りしますので、是非ご参加ください。
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4)【賛助会員からのメッセージ】
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今回は茨城パッシブハウスを手掛けてらっしゃる、工務店会員の島田材木
店代表取締役の島田恵一さんが、茨城パッシブハウスレポートを投稿して
くださいました。
「茨城パッシブハウス」レポート
株式会社島田材木店 代表取締役 島田恵一
「茨城パッシブハウス」㈱島田材木店の島田恵一です。当社は、昭和28年
4月創業で、本年で58年を迎えます。製材業からスタートし、住宅関連資
材販売をメインに営業してきました。私自身はというと、文科系の大学を
卒業し、㈱大林組に入社し、数年後に家業である現在の会社に転職しまし
た。そんな私が、どうして、「パッシブハウスへ」向かっていったかを書
きたいと思います。
転職した当初は、何の知識もなく、木材の扱いもできず、柱一本ですら、
フラフラ、よろよろ状態でした。なんとか、材種や用途を覚え、木材の扱
いも慣れてきた頃、大工さんの仕事ぶりにとても興味を持ち、非常に良く
考えられた木組みや造作作業にふれているうちに、家の構造にとても興味
を持つようになりました。そんな中、建築士の資格を取得し、実際に住宅
を、当社で企画し、施工していく中で、お客様の笑顔にふれながら、家づ
くりにのめりこんでいきました。
特に、構造に興味があった私は、在来工法と伝統工法の違いについて深く
追求するようになりました。なかなか、ガテンのいく説明を聞くことがで
きず、どうしても理解できないでいました。構造関係のセミナーに参加し、
「伝統木構造の会」への参加や、大工さんとの会話の中から、ようやく一
体的・立体的な木組み構造の力学がイメージできるようになりました。そ
ういった知識や施工経験を武器に営業し、それなりの成果はありましたが、
お客様の満足度がいまひとつアップしないことに気づきました。何が足り
ないのだろう?構造を重視し、安全性は優れていても、住み心地がいまひ
とつなのではないかと感じました。間取りや内部仕様による使い勝手とい
うようなものではなく、原因は、夏の暑さ対策、冬の寒さ対策が不勉強で
あったために快適性が感じられないことが満足度に結びついていないこと
に気づきました。
そこからが、私のエコハウスビルダーをめざすスタートになりました。
IBECの「自立循環型住宅への設計ガイドライン」を片手に勉強を始め、野
池政宏さんが主催する自立循環型住宅研究会で学びながら、省エネ性と快
適性が共存することに気づき始めました。であれば、どこまで省エネ性を
追求していけば快適な住環境が実現できるのでしょう?平成11年基準(次
世代省エネ基準)という目安はあります。しかし、耐震性能基準でも、省
エネ性能でも、求められる性能は必ず上がってきます。自分なりに漠然と
ですが、私の住むⅢ地域において、Ⅰ地域(北海道レベル)の省エネ性能
にすればかなりいい住環境が実現できるのではないかと考え、省エネ性能
北海道基準の「ローエナジーハウス」というスタイルで家づくりの提案を
することにしました。
そんな中、交流のあるオストコーポレーション北関東の吉田さんから、
PHJ代表の森みわさんの「鎌倉パッシブハウス」と著書である「世界基準の
いい家を建てる」を紹介され、大変衝撃を受けるとともに、スッキリと頭
を整理していただいたような気がしました。Q値やC値、また、断熱方法や
気密の是非・方法など一つ一つ事あるごとに議論になるところですが、結
局結論が出ずに、その先になかなか進めないでいる方も少なくないと思い
ます。私もそのひとりでした。一つ一つのファクターは確かに大事ですが、
その組み合わせによって実現すべきものが何なのか。それは、省エネ性能
=快適性であり、「パッシブハウス」という省エネルギー基準を知った時、
とってもスッキリしたことを覚えています。そうだよね、確かにそうだよ
ね・・・という感触でした。工法、断熱方法、換気方法など、一つ一つ、
つまずきの原因だったことにとらわれることなく、自分の得意の分野で勝
負できる、そして、様々な手法技法の組み合わせによる住宅の性能がはっ
きりと定量化できる、それが「パッシブハウス」という省エネルギー基準
なのですね。
早速、PHJに入会するとともに、森みわさんに会う機会を狙っていました。
PJ25第5回(1月26日)「低炭素住宅の新基準をつくろう!~日本版エネル
ギーパスの可能性を探る~」で、パネラーとして参加されていた森さん
と初のご対面ができました。躊躇することなく、自分の暖めていた企画を
さりげなく伝えながら、コンサルが可能かどうかを確認しました。結果、
快くコンサルを受けていただきました。しかし、そこからが大変でした。
施工上の話ですが、パッシブハウス仕様というものがあるのかなと、勝手
に思っていました。現実は、自分で施工計画を考え、森さんの確認を得る
というスタイルで、一つ一つ、問題をクリアーしていきました。そんな中
で、森さんのアイディアをいただきながら現実化させたものもあります。
基礎断熱部のシロアリ対策として考えだした「蟻返し(銅製)」です。ま
た、換気システムも森さんのあたためていたアイディアを本人よりも先に
チャレンジしています。
今回の最大の難関だったのは、在来軸組み工法で、パッシブハウスレベル
の気密性能を出すことでした。「山形エコハウス」での経験談を聞いてい
たので、気密測定でOKが出るまで、緊張の連続で、受験生が受験勉強し、
試験結果を待つ気持ちでした。結果、0.11という気密性能を実現できて、
ほっとしています。同時に、作業に携わってくれた協力業者の皆様に感謝
の気持ちでいっぱいになりました。今は、我が「パッシブチーム茨城」を
誇りに思っています。ということで、現在は、平成23年1月28日、29日の
完成披露会めがけて、仕上げ工事真最中です。
最後に、「茨城パッシブハウス」の施工を通じて、今、感じていることを
書いて終わりにしたいと思います。パッシブハウスの施工において必要な
こと、それは、
①施工に携わる者全員のチームワーク
②目的と情報の共有
③面倒なことを丁寧に根気強くやりとげる
④気づいたらすぐやる
というようなことに尽きると思います。
実際に施工に携わる方々とのコミュニケーションは思ったよりも大変で、
自分の意思を100%伝えることは難しいものだなと感じました。しかし、
我が「パッシブチーム茨城」は、勘違いや失敗もありましたが、気づいた
らすぐやる精神で、それを皆でカバーしながら、パッシブハウス研究所の
仮認定取得に至りました。あらためて、感謝しています。
何よりも、森みわさんを始め、今回のプロジェクトにご協力いただいてい
る皆様、協賛いただいている企業の方にあらためて感謝申し上げ、私のレ
ポートを終わりにしたいと思います。最後まで読んでいただきましてあり
がとうございました。
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5)【賛助会員紹介】
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ご登録いただいた賛助会員の皆様をご紹介します。
◎新規会員
株式会社大丸工業(工務店)
<工務店会員>
株式会社島田材木店
株式会社HORI建築
株式会社セイズインターナショナル
株式会社アイシーホーム
高橋建築株式会社
株式会社OKUTA
棟晶株式会社
光輝建設株式会社
株式会社五感工房
エコモ株式会社
有限会社アーキテクト工房Pure
株式会社カーサ
株式会社ラクジュ
イー住まい有限会社
<設計事務所会員>
植田優建築工房
株式会社建築工房わたなべ
溝口建築設計事務所
都建築設計室
空設計工房
真建築事務所
なちゅらる・さーかす
H2O design associates
株式会社プランニング・ジャパン
空間工房/上岡直樹
株式会社大庄
HIRO建築設計舎
株式会社グリーンサークル
WORDS建築事務所
グローブホームビルド株式会社
ダックス建築デザイン
株式会社SiZE
<メーカー会員>
マグ・イゾベール株式会社
日本スティーベル株式会社
Tonwerk Lausen AG
旭化成建材株式会社
株式会社テクノフォルムバウテックジャパン
株式会社ディンプレックスジャパン
<一般会員>
ハイアス・アンド・カンパニー株式会社
<特別会員>
NPO法人木品協
Dotプロジェクト
NPO法人新木造住宅技術研究協議会
IG Passivhaus Schweiz(スイスパッシブハウス振興会)
NPO法人日本VOC測定協会
NPO法人外断熱推進会議
賛助会員へのご興味のある方、詳細はこちらからどうぞ
http://phj.zz.tc/member
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6)REFRESH!!
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このコーナーでは、建築業界の話題からは少し外れた、
けれども仕事のアイデアを広げてくれるような、
そんな情報を紹介していきます。
みなさん、クリスマスまであと10日あまり。おうちでクリスマスの飾りつ
けはなさっていますか?クリスマスにつきものなのは、ツリーとプレゼン
トとクリスマスケーキ!子供のころの私はこの時期が1年でいちばんわく
わくしていました。サンタさんに手紙を書いて、アイスクリームのクリス
マスケーキを予約してみたり。
でも、世界中にはクリスマスのわくわくなんて無縁の子供たちもいるので
す。そんな子供たちのために、国際NGOワールドビジョン・ジャパンが
去年からパティシエの方々に呼び掛けて「ラブケーキプロジェクト」とい
うものをはじめました。わざと一切れかけたホールケーキを作り、そのケ
ーキの一切れ分の売り上げを恵まれない子供たちに寄付をするのです。
今年は一切れかけたホールケーキを家族で囲んでみませんか?恵まれてい
ることへの感謝や、一切れのケーキの行方など、きっと色々なことを話し
合えると思います。参加しているケーキ屋さんは去年は首都圏だけだった
のですが、今年は20都道府県から110店舗が参加しているそうです。
みなさんの近くにも参加しているケーキ屋さんがあるといいですね。でも
もしなければ、お気に入りのケーキ屋さんに是非この「ラブケーキプロジ
ェクト」について教えてあげてください。
「ラブケーキプロジェクト」についてはこちら。
http://www.worldvision.jp/involve/lovecake/index.html
とても美味しそうなケーキばかりです。
—
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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次回は、2010年12月27日(月)配信予定です。
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【パッシブハウスジャパンニュースレター】
2010年12月13日発行(0020)
発 行:一般社団法人パッシブハウス・ジャパン
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〒248-0006
神奈川県鎌倉市小町1-11-11
TEL:0467-39-5031
http://www.passivehouse-japan.org
ご意見・ご要望:
info@passivehouse-japan.org
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