女川町商店街復興計画、工事始まる!
パッシブハウス・ジャパンでは女川町の復興支援として、商店街の仮設店舗の設計・施工をサポートしています。
かねてより計画していた、宮城県女川町の「商店復興仮設店舗」の工事が始まりました。
建物は、女川高校グランド跡地に計画され、木造平屋建て、長屋形式の6店舗が5棟並び、合計30店舗(延べ面積約1,160㎡)となります。
昨年末に確認申請が下り、12月から工事がスタートし、現在は1棟目が上棟しました。
内容としては1棟分が44,205m(≒24間)×5,46m(3間)で6店舗。木材はニコニコフレームと同じ宮崎県産材、基礎はべた基礎、開口部はアメリカのアンダーセン社・木製サッシペアガラス入り、外壁は杉板横張り、屋根はガルバリウム鋼板、断熱・気密は、屋根・外壁・床共、マグ・イゾベール社の高性能グラスウール16K・t=100mmになっております。
女川高校グランド跡地には、すでにプレハブで駐在所・郵便局・銀行・事務所棟(2棟・20店舗)が完成しており、この木造仮設店舗5棟・30店舗が完成すれば、女川町の中心的役割を担う場所になると思います。
この場をお借りして、ご協力いただいた全ての関係者の方々に、お礼を申し上げます。3月の竣工を目指して、今後も随時報告していきたいと思います。