熊谷を暮らす家
大和屋株式会社
年間暖房負荷: 43.72kWh/㎡a
熊谷の夏は、過去に国内の最高気温40.9℃(2007/8/16)を観測したことがあるほどの猛暑地帯です。暑くなる理由としては、ヒートアイランド現象が影響し、南よりの風が大都市から温めながら運ばれてくること。もう一つは、フェーン現象により、秩父の山々を越えてきた熱い西風が熊谷付近に流れ込み気温を上げる要因となっています。
「エコで気持ちのいい森の中にいるような住まいを、暑い熊谷で造りたい。なるべく自然のエネルギーを有効に使い、家の中どこにいても快適に過ごせる様にしたいという家造りへの想いがありました。また、将来に渡って安心して暮らせる様に、なるべく1フロアで生活できる平屋のような間取りにしたいと考えました。」と、お施主様。
三角形の敷地(111坪)に、三角屋根の建物(38.8坪)を真南に向けて配置しています。南側方向の大きな片流れ屋根とし、屋根面積を利用して約19kWの太陽光発電システムが搭載されています。敷地の広さもあり、庭には200Lの太陽熱温水器パネルを設置しています。
屋根形状により、平屋のような2F建てとなり、内部の豊かな空間性も実現したこだわりの住まいです。
設計者: 大和屋株式会社
施工者: 大和屋株式会社
建設地(都道府県・市区町村): 埼玉県熊谷市
竣工年月(西暦・月): 2017/4
新築/改修: 新築
延床面積: 128.76平米
工法・規模: 木造軸組2階建て
実測 C 値: 0.32
Q値: 1.35
Ua 値: 0.364
総工費: 3100万円
【 断熱仕様 】
屋根: 押出法ポリスチレンフォーム保温板90mm + 硬質ウレタンフォーム断熱材50mm
外壁: 吹付硬質ウレタンフォーム85mm + 硬質ウレタンフォーム40mm
基礎または床: 折返し1m 吹付硬質ウレタンフォーム30mm
基礎立上り: 吹付硬質ウレタンフォーム50mm + 押出法ポリスチレンフォーム保温板40mm
窓: 南:エクセルシャノン ペアガラス その他:エクセルシャノン トリプルガラス
玄関ドア: 断熱玄関ドア
【 設備仕様 】
暖房: エアコン
冷房: エアコン
給湯: エコジョーズ
換気: 第一種換気システム
照明器具: LED
調理: IH
その他再生可能エネルギーなど: 太陽熱温水器、太陽光発電
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