近年、住宅設計において自由設計の幅が広がり、吹き抜けや勾配天井、スキップフロアーなどのバリエーションが増えました。また、高断熱高気密住宅も増え、断熱材と構造の納まりなど、設計や施工従事者にとっては、自分できちんと計算できなくても基礎知識を押さえておくことはクレームを防ぐとともに必須の条件になりました。講師の佐藤氏は「特に4号建築物の特例による構造の仕様規定への理解不足によるトラブルやクレームが多い」「大丈夫だと思っている業者でも万が一裁判になればほぼ100%負ける」と言います。
L型プランの四分割法の考え方、仕様規定に基づく耐力壁の理解不足、横架材への間柱用欠き込みによる断面不足への理解不足、地盤調査においての設計者、施工者が見落としがちな視点、吹き抜け、勾配天井、スキップフロアーの具体的な木構造の考え方や応用する方法が学べる1日です。

- 佐藤 実
株式会社M’s構造設計 代表取締役
一級建築士
構造設計一級建築士
農学修士(木質構造建築物基礎構法)
性能評価員ほか
1990年3月 東北工業大学工学部建築学科卒業
1990年4月 ㈱佐藤住建入社
2006年5月 ㈱M’s構造設計設立
2010年1月 構造塾設立
2010年3月 東京大学大学院修士課程修了
2010年4月 東京大学大学院博士課程進学
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日時
2016年6月21日 1030〜1645
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料金
PHJ会員 3,000円、レモンの家の会会員 5,000円、省エネ建築診断士 5,000円、一般 7,000円
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定員
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懇親会
17:00-19:00(参加費3,000円)
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会場
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地図
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お申し込み
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