近畿支部勉強会 vol.2 開催レポート

【健康×快適×エコをかなえる世界基準の省エネ住宅】

講師:森みわ
開催日:2018年6月2日

報告レポート:

 第2回近畿支部勉強会を午前は滋賀県栗東市で建築施工例の見学会として部分断熱改修の家・松尾理事設計の省エネ住宅見学会。そしてキーアーキテクツ設計のパッシブハウスを目指した家の施工現場を見て回り、最後は夏見工務店にてパッシブハウスで使用予定のペレットストーブの見学・説明会を行いました。
午後からは京都テルサに移動してセミナーを行いました。
最初はPHJ代表理事の森みわから現在滋賀県栗東市で施工中の建物(施工:夏見工務店)の説明の後、パッシブハウスプランニングパッケージ(PHPP)での評価、デザインPHでの3Dシュミレーション、各部分の熱橋評価等々、初心者向けと言いながら詳細な話をしていただきました。
パッシブハウスにするにはここまでの詳細検討がいるのかとの参加者のコメントが聞かれました。
次は来日中のスコットランドのMARK社から現在の設計・施工建物をすべてパッシブハウスにする取組内容の説明をしていただきました。地場の材料を使いながらのパッシブハウスの詳細図に参加者一同見入りました。
最後に株式会社ハーフェレジャパンの社長様から健康ガラス「ヘリオバイタルフィルター」の説明を頂き、ガラスの新しい技術に触れた一日となりました。岡山・和歌山・淡路島からも参加して頂き総数39名の勉強会となりました。

01夏見工務店
午前は滋賀県栗東市にある、夏見工務店の施工物件、1件目は部分断熱改修の家、各部分の断熱方法の説明と内外部見学、2軒目は「兄の家」パッシブハウスランクの基礎の見学、3件目は「弟の家」PHJ松尾理事設計の住宅見学、4件目は夏見工務店に寄って、各種のペレットストーブの実物拝見パッシブハウスランクの「兄の家」では放射が2KW、給湯に12KWのペレットストーブを使う事で冬の給湯と暖房が出来るとの事でありました。

02森みわ
午後からは京都テルサに移動してセミナー開催。PHJ森みわ代表理事より、現在施工中のプロジェクトの説明。滋賀県栗東市でパッシブハウスを目指した建物(設計:キーアーキテクツ・施工:夏見工務店)を説明して頂きました。隣地には弟さん宅(設計:松尾設計室・施工:夏見工務店)がすでにあり、弟さん宅のソーラー発電と兄の家のペレットストーブ、 太陽熱温水器設置により将来は2軒でエネルギーを供給しあう家にすることも可能との事。各部の熱橋のシュミレーション等、たくさんの解析によるPHPPの検討内容が紹介され、参加者からはここまで検討するのかと驚きました。との感想がありました。

03MAKAR社
スコットランドのMAKAR社による、自社設計・施工の建物を今後すべてパッシブハウスにする取り組みの説明をしていただきました。MAKAR社は建築家主導のエコロジカルデザイン&ビルド会社で、供給規模は年間20棟弱との事です。http://makar.co.uk/ 説明内容は各部の断熱性能、簡単な施工方法の開発、身近な材料の使用等、地域工務店として参考になる取り組み、設計内容の紹介をして頂きました。今回、日本・アメリカの調査で訪れたとの事で、今回の建物金額自体は日本と変わらないコストであり世界のパッシブハウス事情が垣間見えて大変参考になり、ありがとうございました。

04ハーフェレ
株式会社ハーフェレジャパン社長様から健康ガラス「ヘリオバイタルフィルター」の説明をしていただきました。内容は「光の波長を分析した結果、体の生成に必要な波長があることがわかっており、この波長を取り込み、有害な波長をカットできる新しいガラスが開発された。」との事でした。ガラスの透過光を「最適化」して太陽光の効用を健康に活かそうという製品で、単なる光エネルギーの「取込」「遮蔽」という段階から、光の一部だけを「取込」「遮蔽」という次の段階の製品が 出て来たことに参加者一同驚き、聞き入りました。

パッシブハウス・ジャパン 近畿エリアリーダー 吉岡昌一


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