国見ヶ丘の家

  • 地域トップランナー基準部門 優秀賞:国見ヶ丘の家/設計:菊池佳晴 施工:キクチ

国見ヶ丘の家

年間暖房負荷: 35.77kWh/㎡a

宮城県仙台市中心部から車で20分ほどの住宅地に敷地がある。
敷地条件から、東南西面はプライバシーを考慮し閉じた立面とし、北側には大きく開放し眺望を確保した。パッシブハウスの南側の開口を基本とする考えから逆行するような設計条件であったかが、北側に大きく開き南面は閉じながらも、南面の太陽光を十分取り入れられる明るく暖かい家を目指した。
閉じつつ開くという矛盾した条件を叶えるため、リビングをより眺望を望める2階に配置し、南側にインナーテラスを設ける事で、
太陽の光を存分に受けられるように配慮した。また、できるかぎり眺望を楽しめるように開口部を大きくしながらも暖かさを確保できるよう、ドイツからUw値0.76W/m2K、Ug値0.6W/m2Kの樹脂サッシを取り寄せ、開口部からの熱損失を抑え、日射取得が上回る性能設計としている。
結果として、熱損失係数Q値 0.95W/m2Kの性能値を確保し、意匠性と機能性を両立させた。
性能を重視するあまり、本来の敷地の魅力を活かせないのでは本末転倒である。大きな窓で眺望を最大限楽しみながらも冬暖かく夏涼しい快適な暮らしを実現した。

いいね!で投票→ 

設計者: 菊池佳晴
施工者: 株式会社キクチ
建設地(都道府県・市区町村): 宮城県仙台市青葉区
竣工年月(西暦・月): 2016年4月
新築/改修: 新築
延床面積: 152.47m2
工法・規模: 木造2階建,在来軸組工法
実測 C 値: 0.4
Q値: 0.95
Ua 値: 0.294
総工費: 5000万円台

【  断熱仕様  】
屋根: A種押出法ポリスチレンフォーム保温版3種bt45+HGW16K相当t300(吹込み)
外壁: HGW16Kt100+t105
基礎または床: EPSt50
基礎立上り: EPSt100(外)+EPSt100(内)
窓: 一重プラスチックトリプルガラス(WERU)
玄関ドア: 木製断熱ドア(キュレイショナーオリジナル)

【  設備仕様  】
暖房: 電気熱ヒートポンプ温水ユニットパネルヒーター
冷房: ルームエアコン
給湯: エコキュート
換気: 第1種機械換気(顕熱タイプ)
照明器具: LED照明
調理: IHヒーター
その他再生可能エネルギーなど:

eco

ノミネート作品一覧へ|エコハウス・アワード2017